小田急の63形改造車デハ1800形。当時準急以外ほとんどの優等列車が高性能車だった中、白昼堂々と快速準急に活躍する珍しい姿。90㎞/h以上の速度は出たが凄まじい乗り心地だった記憶がある。後に2灯化、列車種別表示幕を取り付け顔つきが変わった。台車も枕ばねをコイルばねに改造され、秩父鉄道に売却の後廃車となった。 ’68.4 和泉多摩川~登戸 P:永野晴樹