1959年に登場した協三工業製のL型3軸ディーゼル機関車で、ボンネットは下り方を向き、僚機のDC1とは逆向きである。エンジンはDMH17S、定格出力は250psで変速機は液体式である。冬季には運転台側妻面に写真のように、窓から下をすべて覆う大型のフランジャーを取り付けて、スノープラウ以上の排雪効果をあげ、定時運行に効果を発揮していた。横荘線廃止後は雄勝線に移り、その廃止後はさらに南部縦貫鉄道に流れてDC25 1と改番され、南縦廃止後も解体されずに車庫で保管されている。 ‘68.1.3 横手機関区 P:青柳 明