小田急電鉄は、小田急沿線における子育て応援ポリシー「こどもの笑顔は未来を変える。Odakyu パートナー宣言」を策定した。このメッセージを具現化するため、「小児IC運賃の低廉化」などの子育て世代応援施策に取り組んでいく。小児運賃(IC利用)を持続的に大人運賃の半額以下に一律低廉化するのは、全国の鉄道初の取り組みとなる。
2021年5月に実施した「お子さまをお連れの方に安心してご利用いただける車両」の常設化に向けた検討をしているほか、駅へのベビーカーシェアリングサービスの本格導入を予定している。また、社員が鉄道をテーマに、地域とも連携しながら行うイベントを定期的に開催することや、小学生を対象に1日100円で全線乗り放題とするなどの施策も予定している。詳細は以下の通り。
▲子育て応援ポリシーロゴ(小田急電鉄プレスリリースより)
▲「お子さまをお連れの方に安心してご利用いただける車両」
(小田急電鉄プレスリリースより)
■小児IC運賃の一律低廉定額化
●実施時期
2022年春(予定)
●実施内容
小児用ICカードで小田急線利用時は、1乗車につき50円とする。
※通学定期乗車券、フリーパスなどの企画券についても、一部を除き小児運賃・料金の改定を予定している。