1971年昭和46)年、島根県植樹祭に際して米子〜岡山間で運転されたお召列車の予備機。本務機838号機とともにデフに大きな鳳凰のレリーフを取り付けられた。838号機には鳳凰の立ち姿、この758機には大きく羽を広げた姿のもの。運転に先立って一般公開され、新見機関区に集まったファンたちは妍を競う2輌の晴れ姿に見とれた。1972(昭和47)年10月に運転された鉄道100年記念列車は、838号機は廃車、静態保存されてしまったため、この758機が重連の先頭に立った。次位は774号機。運転は岡山〜新見間往復で758号機は往路のみで、帰路は774号機の単機牽引。この写真は新見機関区で行なわれた撮影会の際のもの。 ’72.10.12 P:山下修司