東武鉄道は「東武野田線(野田市)連続立体交差事業」の清水公園~梅郷間の高架区間の使用を開始する。これにより、同区間にある11か所の踏切を廃止し、安全性が向上する。
また、同区間内にある愛宕駅の高架駅化も進めており、同じ日に新駅舎の使用を開始する。なお、その他区間と野田市駅の供給は2023年度を予定している。詳細は以下の通り。
■実施日
2021年3月28日(日)初列車~
■高架化区間
東武アーバンパークライン 清水公園~梅郷間 延長約2.9km
■愛宕駅新駅舎
・デザインコンセプト「現代から未来へ」~生まれ変わる愛宕~
・ファサードは、江戸川の流れに、高瀬舟が帆を張って未来へと進んでいくイメージを表現。
・中央のホーム外壁は、船の帆をイメージした素材を用いることで、光を取り入れた明るい空間を演出。
・1階外壁は、船の形をあしらい、上部の帆と一体に表現することでシンボル性を持った駅の顔を表現。
・外壁面は、川の水面が揺れるように、平面的に緩やかに折り曲げた連続パネルで形成。
▲愛宕駅周辺の状況 P:東武鉄道プレスリリースより
■東武野田線(野田市)連続立体交差事業について
○事業名称:東武野田線(野田市)連続立体交差事業
○事業区間:東武野田線 清水公園~梅郷間
延長約2.9km
○解消される踏切数:11ヶ所
○高架化される駅:愛宕駅、野田市駅
○事業期間:2008~2023年度
○事業費:約353億円(負担割合=千葉県:約324億円、東武鉄道:約29億円)
▲図版:東武鉄道プレスリリースより