南紀の海辺を駆け抜ける「くろしお」2015.12.29赤座安彦(岐阜県)【ガイド】黒潮に洗われた岩肌を前景に、南紀らしい一枚が撮れる撮影地。ちょうど先頭車の位置で、国道から浜辺にアクセスでき、海に突き出た岩場まで容易に行ける。作例は串本方面に向いた構図で、同地点から新宮方向も撮影できる。光線は午前中がよく、作例の「くろしお22号」では半逆光になる。串本以東の区間は上り列車に適する撮影地が多く、283系の場合、通常は貫通型が先頭になるが、ここではパノラマ車輌が撮影できるメリットがある。特に危ない撮影地ではないが、無理して危険な場所まで行かないよう注意してほしい。【レンズ】47mm【アクセス】国道42号に出て古座方向へ。民宿の看板があるところから線路と道路を潜り海岸に出る。約30分。車の場合は、阪和道南紀田辺ICから約100分。すさみ南ICまで無料の紀勢自動車道が通じている。【国土地理院1/25,000地形図】古座【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。