高層ビル群を背景にしたお馴染みのアングルが拡大2015.7.25中司純一(兵庫県)【ガイド】加島跨線橋からの下り北方貨物線を狙うアングルは、これまでも何度も紹介されているが、2015年7月下旬に、下り貨物線の跨線橋から2本目の架線柱が両側支持式から片側支持式に変更となり、標準系レンズでのアングルが拡大するとともに、大阪市内の高層ビル群を背景とした縦アングルの自由度が拡大。これまで、両側の架線柱に阻まれ、跨線橋上のベストアングルは2~3名分しかなかったところ、キャパシティが格段に拡がった。作例は、当地を16時39分頃通過する75列車。EF65PF牽引で人気の列車である。この15分後にEF210牽引の77列車があり、この2本の光線が良い。ただし、この時刻に光線が得られるのは、概ね3月上旬から9月下旬までである。なお今春、画面奥の橋梁部終端附近の線路手前にコンクリート柱が1本建てられたため、かつての望遠横位置アングルは、かなりの制約を受けることになった。【レンズ】165mm【アクセス】JR東西線加島駅下車。東海道本線線路沿いに、塚本方面へ徒歩約7分。阪神高速道路の高架橋が見えるのですぐに分かる。車なら、阪神高速道路南行加島入口のすぐ手前だが、周辺に駐車スペースはない。【国土地理院1/25,000地形図】大阪西北部【注意】撮影に際して、鉄道用地・私有地などに無断で立ち入ること、近隣の住民に迷惑をかける行為、危険な行為、違法駐車、ゴミの投げ捨ては絶対に行わないでください。マナーを守って鉄道趣味を育てていきましょう。