〔ここに注目!〕
★北海道初の国鉄電車711系が、マイクロエースから一挙4種のバリエーションで発売。
★711系は1968年から量産された道内用の近郊型電車で、サイリスタ位相制御、1M方式を採用。車体は酷寒地向けに床面を上げ、車体両端にデッキを配置、一段上昇式の二重窓が並ぶ。製品の100・200番代は1980年、千歳線・室蘭本線電化用に製造されたもの、側面方向幕が設置され、クハ711-100は手洗い所を持たない。
★「旧塗装」は登場時の、赤2号にクリーム4号の警戒色を配した塗装。下枠交差式PS102形パンタを装備し、列車無線アンテナのないプレーンな姿。室内色は本セットのみ青色。
★「新塗装・シングルアームパンタ」は1985年から導入された朱色+クリーム帯の塗色で、2004~2005年にシングルアームパンタに交換された後の姿。パンタは以下2種も同様。
★「3扉改造車」は1987年以降、クハ711に中間扉を増設したもの。扉部分のクリーム帯上下に細帯が追加されたのがポイント。室内パーツは中間扉のデッキが表現された専用品。
★以上はすべて非冷房編成だが、「冷房改造」は2001年登場の冷房付き車のモデル。新塗装車の室内色はすべてエンジ色。
★ヘッド・テールライトは屋上の2灯を含め点灯。ON/OFFスイッチはATS車上子をツマミとして操作する。動力車はフライホイール搭載。幅広室内灯に対応。
★行先方向幕・種別幕はステッカーによる選択式で、「旧塗装」のみ異なる仕様。同セット以外は交換用のアーノルトカプラーが付属する。
〔価格〕
●塗装済完成品
旧塗装6輌セット :22,890円
3輌セット(3種) :14,280円
〔セット内容〕
■旧塗装6輌セット:クハ711-105+モハ711-105+クハ711-205+クハ711-106+モハ711-106(M)+クハ711-206
■新塗装3輌セット:クハ711-110+モハ711-110(M)+クハ711-210
■冷房改造3輌セット:クハ711-101+モハ711-101(M)+クハ711-201
■3扉改造車3輌セット:クハ711-117+モハ711-117(M)+クハ711-217
○旧塗装
○新塗装・シングルアームパンタ(手前)、冷房改造(奥)
○3扉改造車