多摩地域史研究会では、計画のみで実現に至らなかった「まぼろしの鉄道」、いわゆる
未成線をテーマに第28回大会を開催する。
鉄道が計画されながらも実現に至らない理由には、免許申請の却下、資金難、地域や社会の状況の変化などがある。多摩地域の未成線の大半は昭和戦前期までに計画されたもので、当時の地域社会のありかたをよく反映していたと言える。そうしたいくつかの事例をたどることで、地域の人々が鉄道に何を期待し、どのように実現を図り、そして頓挫していったのかを明らかにしていくのが趣旨となる。また、こうした鉄道を調査する手法などにも目を向けていく。
■日時
2019年6月16日(日)
10:00~17:00(9:30受付開始)
■会場
多摩市 パルテノン多摩 第1会議室(4F)
東京都多摩市落合2-35
TEL.042-375-1414
■アクセス
京王線・小田急線・多摩都市モノレール 多摩センター駅から徒歩5分
■発表者と発表テーマ
1.趣旨説明
北村 拓(大会実行委員)
2.村山軽便鉄道の免許と行政
北村 拓(都立日野台高校)
3.幻の阪東鉄道―その消息―
山田義高(武蔵村山市役所)
4.国立大学町と幻の鉄道
高橋秀之(日野市立新選組のふるさと歴史館)
5.昭和恐慌で工事中断 幻の相武電気鉄道と電気鉄道
サトウマコト((株)230クラブ代表)
6.【特別講演】現地調査の手法と実践
名取紀之(OFFICE NATORI代表)
■申し込み不要
どなたでも参加可能。
■参加費無料
ただし資料代別途1,500円
■主催
多摩地域史研究会
■共催
公益財団法人多摩市文化振興財団
■問合せ
多摩地域史研究会事務局
〒207-0033 東京都東大和市芋窪4-1735-1-103 梶原方
E-mail.tamatiken@yahoo.co.jp
http://tamatiken.web.fc2.com
FAX.042-563-2896 TEL.080(5431)0930(事務局)