(株)日本レストランエンタプライズ(NRE)では、JR中央本線・山手線・京浜東北線神田駅構内に「神田鐵道倶楽部」を6月1日(木)にオープンする。▼「神田鐵道倶楽部」の店内全景。右側の壁面に飾られているD51 498のナンバープレートは房総半島走行時に使用されたもので、その下の通票4種類のうち、第二種(□)は久留里線で使用されていた現物。また会計時には、車内販売で使用されているHHC(ハンド・ヘルド・コンピュータ)を使用しての清算となる。 店舗名の通り、レイル・ファン向けの飲食店で、カレーライスやベロネーズといった往年の食堂車で提供していた懐かしのメニューを〈北斗星〉で実際に試用していた食器で提供し、「ほやの燻製」「ほたるいか素干し」などの車内販売で人気の商品、また週替わりで人気の駅弁を販売(店内で食事可・1ドリンクオーダー制)するなど、「列車食堂」から数えると来年で創業80周年を迎えるNREならではのラインアップが特徴。また、オリジナルカクテルとして、東京駅と新幹線到着駅とを結ぶ「新幹線と乗客の想い」をキーワードに5種類の味が楽しめるほか、写真の通り店内には駅名標や行先サボ、スタフをはじめとする多数の鉄道部品などが展示されており、レイル・ファンが存分に楽しめる内容である。 場所は北口改札を出て正面左側。詳細は以下の通り。■店舗名 神田鐵道倶楽部■住所 東京都千代田区鍛治町2-13-1 JR神田駅構内(改札外)■営業時間 ランチ 11:00~15:00 バー 15:00~22:30 ※ラストオーダー 22:00■定休日 土・日・祝日■席数 13席(全席禁煙)取材協力:(株)日本レストランエンタプライズ▼JR神田駅北口改札を出て正面左側に構える「神田鐵道倶楽部」。ロゴマークはB型硬券をイメージして、神田駅の鋏痕をあしらった「食と鉄道を楽しむ空間へのチケット」を表現したもの。▼店内に展示されている鉄道関連部品の数々。飲食を楽しみながら、これらの銘板が掲出されていた車輌に思いを巡らせるのも愉しい。▼神田鐵道倶楽部のオリジナルカクテル5種類。左から「山形駅~つばさ」「秋田駅~こまち」「新青森駅~はやぶさ」「新潟駅~とき」「長野駅~あさま」で、いずれも税込700円。ちなみに「新潟駅~とき」は日本酒をベースに西洋ナシで割っている。コースターは昭和40年代に使用されていたものを復刻したもの。