11月30日~12月4日、神戸のmeriken gallery&cafe(メリケンギャラリー)にて、中井精也さんが自作したデジタルピンホールカメラによる写真展「おもひでかめら」が開催される。この「おもひでかめら」は今のカメラの高技術だからこそ実現することができた新しい撮影手法となっている。【「おもひでカメラ」について】 「おもひでカメラ」はデジタルカメラを用いたピンホール写真です。「ピンホールカメラならではの柔らかく優しい描写力を生かして、鉄道を撮影したい」という想いから、ピンホールレンズを自作しました。フィルム式ピンホールカメラと違い、高感度撮影が可能なフルサイズのミラーレスデジカメがベースのため、従来のピンホールカメラではできなかった高速シャッターでの撮影や連写撮影も可能です。またホワイトバランスや仕上がり設定を使って色調や調子をコントロールしつつ、モニターで仕上がりを確認しながら、快適にピンホール撮影ができます。この「おもひでかめら」は、まさに写真の原点であるピンホールカメラと、最新のデジカメの高性能が、融合して生まれた写真なのです。 デジカメがどんどん高性能、高画質になってゆく今、この「おもひでカメラ」を通して見る景色は、とても懐かしく、新鮮に感じられるから不思議です。 押し入れの中にある昔のアルバムを見ているような、子どものころの記憶をのぞき見るような、「おもひで色」の写真たちを、ぜひご覧ください。(中井精也)◆会期 2016年11月30日(水)~12月4日(日) 12:00~19:30(最終日のみ16:00まで)◆会場 meriken gallery&cafe(メリケンギャラリー) 〒650-0042 兵庫県神戸市中央区波止場町6-5 上屋SO-KO JR・阪神電車元町駅より徒歩8分・地下鉄海岸線みなと元町駅より徒歩2分●meriken gallery&cafe ウェブサイト●鉄道写真家中井精也 公式ブログ