東武鉄道では、2017年春に予定している東武本線のダイヤ改正に合わせて導入予定の新型特急車輌「500系」の車輌愛称名を「Revaty(リバティ)」に決定した。 新型特急車輌「500系」は、「さまざまな運行形態で運用可能な速達性と快適性を持った特急列車」をコンセプトに開発された26年ぶりの新型特急車輌。車輌愛称名「Revaty」とは、①「Variety」(併結・分割機能を活かした多線区での運行)、②「Liberty」(縦横無尽に運行する自由度の高さ)から生まれた造語。ロゴマークは、車輌の色と調和する様々な色の三角形を複数組み合わせ、頭文字の「R」をイメージすることで、3輌固定編成を併結・分割し、広域な路線をシームレスに運転する多様さを表現した。 「Revaty」の運転区間は、東武本線の起点駅である浅草から、途中駅で列車を分割しながら、東武日光や鬼怒川温泉、相互直通運転をしている会津鉄道の会津田島(野岩鉄道経由)のほか、伊勢崎線の館林、さらに通勤時間帯には東武スカイツリーライン浅草~春日部間および、浅草から東武アーバンパークライン大宮方面、清水公園・野田市方面への直通や、大宮発運河行きなどの列車も設定する。 ▼「Revaty」ロゴマーク P:東武鉄道ニュースリリースより ▼500系エクステリアデザイン(イメージ) P:東武鉄道ニュースリリースより ▼車輌側面ロゴマーク配置(イメージ) P:東武鉄道ニュースリリースより◆運行開始時期 2017年 春(予定)◆特急列車愛称名および運転区間・特急〈リバティけごん〉 東武スカイツリーライン浅草~日光線東武日光・特急〈リバティきぬ〉 東武スカイツリーライン浅草~鬼怒川線新藤原(鬼怒川温泉方面)・特急〈リバティ会津〉 東武スカイツリーライン浅草~会津鉄道会津線会津田島・特急〈リバティりょうもう〉 東武スカイツリーライン浅草~伊勢崎線館林・特急〈スカイツリーライナー〉※一部100系”スペーシア”車輌 東武スカイツリーライン浅草~春日部・特急〈アーバンパークライナー〉 東武スカイツリーライン浅草~東武アーバンパークライン大宮/野田市 東武アーバンパークライン大宮~運河◆運転区間別列車運転パターン【中・長距離区間特急】①特急〈リバティけごん〉・特急〈リバティきぬ〉・特急〈リバティ会津〉 下今市にて列車を併結・分割し、浅草~下今市間を6輌編成、下今市~東武日光間/下今市~新藤原間/下今市~会津田島間をそれぞれ3輌編成で運転。(特急〈リバティけごん〉の一部列車は、浅草~下今市間においても3輌編成で運転)②特急〈リバティけごん〉・特急〈リバティりょうもう〉 東武動物公園にて列車を分割し、浅草~東武動物公園間を6輌編成、東武動物公園~館林間/東武動物公園~東武日光間をそれぞれ3輌編成で運転。【近距離区間特急】 通勤時間帯における着席ニーズに応えるため、東武スカイツリーライン浅草~春日部間および、浅草から東武アーバンパークライン大宮方面、清水公園・野田市方面への直通や、大宮発運河行きなどの列車を運転する。③特急〈スカイツリーライナー〉 浅草~春日部間を6輌編成で運転。(一部、100系”スペーシア”車輌)④特急〈アーバンパークライナー〉 春日部にて列車を分割し、浅草~春日部間を6輌編成、春日部~大宮間/春日部~野田市間をそれぞれ3輌編成で運転するほか、大宮~運河間を3輌編成で運転する。(一部列車は、春日部~大宮間を6輌編成で運転)●詳しくはこちらを参照(pdf形式)●東武鉄道 ウェブサイト