東武博物館では、写真展「東武鉄道 蒸機の記憶~蒸気機関車廃止50年記念~」を開催する。 東武鉄道の蒸気機関車の歴史は、1899(明治32)年の開業に備え、イギリスから輸入した12輌から始まった。以降、直接購入した車輌や他社の合併による移籍、鉄道院からの譲渡など、12メーカー85輌が在籍し、1946~47(昭和21~22)年には最多の60輌が活躍し、東武鉄道は車輌数と種類の多さから「蒸機王国」と呼ばれた。しかし、1966(昭和41)年6月をもって、東武鉄道の蒸気機関車は姿を消した。 近年、各地で改めて蒸気機関車が注目を集めており、東武博物館でも2輌を保存しているが、東武鉄道でも来夏に鬼怒川線でSL復活運転が計画されている。 ▼業平橋(現・とうきょうスカイツリー)駅構内 1963.9 P:花上嘉成◆開催期間 2016(平成28)年7月20日(水)~10月10日(月・祝)◆開催場所 東武博物館内 記念物保存物展示コーナー◆展示内容・東武鉄道に在籍した代表的蒸気機関車の写真・蒸気機関車の活躍する様子を収めた写真・蒸気機関車銘板・蒸気機関車の映像◆入場料 無料(ただし、博物館の入館料は必要)【東武博物館】・開館時間 10:00~16:00(入館は16:00まで)・休館日 毎週月曜日(月曜が祝休日の場合は翌日)・入館料 おとな200円・こども(4歳から中学生)100円・交通案内 東武スカイツリーライン東向島駅下車(駅となり)●詳しくはこちらを参照●東武博物館 ウェブサイト