鉄道博物館では、北海道新幹線の開業で、関東、東北と北海道とが新幹線で結ばれることを記念して、普段札幌市周辺で運行している「北海道新幹線ラッピングバス」など、沿線のJRバスが、てっぱくひろばで一堂に会する「JRバス展」を実施する。 国鉄時代から、鉄道の経験をいかし、バスにも高い安全性を求め、鉄道とともに発展してきた国鉄バス・JRバスの歴史と今を、実物車輌と展示で紹介。ジェイ・アール北海道バス、ジェイアールバス関東の両社が、乗務員の訓練に使用している「訓練車」の特別公開も実施し、安全への取り組みを体感できるイベントとなっている。 バス展の開催に合わせて、限定スイーツメニューも登場する。また、展示車輌で来館できるバスツアーも実施する。 なお、リニューアル工事に伴い、現在のてっぱくひろばでの大規模なバス展示はこれが最後となる。○開催日 2016年3月19日(土)・20日(日・祝)・21日(月・休)○展示場所 鉄道博物館 てっぱくひろば(バス展示) ヒストリーゾーン2F(パネル展示) さいたま市大宮区大成町3-47 ニューシャトル「鉄道博物館駅」下車1分○入場料 JRバス展は、鉄道博物館への入館料のみで見学可能。(一般 1000円、小中高生 500円、3歳以上未就学児 200円)○車輌展示 JR北海道バス 北海道新幹線H5系「北海道新幹線ラッピングバス」 JR北海道バス 訓練車(路線バス仕様) JRバス関東 2階建て高速バス JRバス関東 高速線対応訓練車「緑のつばめ」 JRバス東北 東北新幹線E5系「はやぶさカラーバス」○訓練車特別公開 乗務員訓練用車輌の車内を初めて公開する。 各車各日限定20組、抽選により決定。 各日12:15に希望の訓練車横に集合。(対象年齢:小学校4年生以上)○子ども制服記念撮影 今回参加する3社の子ども用制服を用意。バスの前で記念撮影可能(カメラは各自用意)。○パネル・資料展示 鉄道ネットワークの補完や短絡など、都市間輸送や大切な地域の足として、鉄道とともに発展してきた国鉄バス・JRバス。 今回は、北海道新幹線開業にちなみ、北海道エリアで活躍した国鉄バスの車輌写真、乗車券を中心に紹介する展示を行う。また、鉄道での経験をいかして、国鉄バスが高い安全性を追求してきたことを示す、貴重な車輌性能試験結果などの資料も展示する。○ライブラリ特別開架 コレクションゾーン2Fのライブラリでは、本バス展の期間中、「自動車形式図」「国鉄北海道自動車50年史」など、バスに関連する図書を、期間中、特別に閲覧室に配架する。普段なかなか見ることのない貴重な資料を、自由に閲覧できる貴重な機会となっている。○スイーツ エントランスゾーン1Fレストラン日本食堂では、「つばめあいすろうる」を用意。国鉄バスの象徴「つばめマーク」をあしらった期間限定のひんやり冷たいスイーツ。580円(税込)。○ツアー 展示車輌に乗って鉄道博物館までのツアーを開催する。新宿駅から2階建てバスに乗って鉄道博物館までのツアーで、9:00のアーリーチェックイン(開館時間は10:00)で、展示車輌の撮影のほか、鉄道博物館が所蔵する貴重な国鉄バスの映画「青い路線」ほかの貴重な映像を鑑賞できる。出発日は、2016年3月19日(土)のみ。【ツアーについて】○開催日 3月19日(土)、38名限定○料金 大人 2,300円、小人 1,000円(予定) 新宿駅新南口(代々木)7:40発=(首都高速)=9:00 鉄道博物館着予定○集合場所 新宿駅新南口(代々木)JR高速バスのりば※博物館到着後、「青い路線」ほかの映像を鑑賞後、自由解散。※天候および道路状況、その他の諸事情により旅程の変更をする場合がある。※1名より申込み可能。※バス車内は禁煙。※バスの座席位置の希望は承れない。※旅行代金に含まれるもの【新宿~鉄道博物館のバス代(片道のみ)、入館料】※帰りの交通費は含まれない。⇒ツアーについて詳しくはJRバス関東(http://www.jrbuskanto.co.jp/)ウェブサイトを参照。●詳しくはこちらを参照(pdf形式)●鉄道博物館 ウェブサイト