JR九州では、気動車に替わる次世代の車輌として開発を進めていた架線式蓄電池電車の車輌デザインなどについて発表した。 4月より試験運転を開始し、2016(平成28)年秋の営業運転開始を予定している。▼外観イメージ 画像提供:JR九州株式会社【コンセプト】「人と地球の未来にやさしい」をイメージした車体・地球をイメージした青色で環境へのやさしさを表現。ベースは現行の817系。【特長】 エコで快適な空間を提供・架線のない区間では蓄電池のみの電力で走行する。ブレーキ時に発生する回生エネルギーを蓄電池に充電することで高効率を実現している。・客室照明にはLEDを使用。室内温度環境の維持のため「スマートドア」を採用し、省エネ効果を実現している。・バリアフリー・ユニバーサルデザインを追求した視認性のよい液晶画面「マルチサポートビジョン」で停車駅や乗換案内などのほか、車輌内の電力の流れを解説するエネルギーフローを表示。▼客室内イメージ 画像提供:JR九州株式会社【導入する非電化区間】 筑豊本線(若松線):若松~折尾間【今後のスケジュール(予定)】 2016(平成28)年4月:試験運転を開始(1編成2輌) 2016(平成28)年秋:営業運転を開始(先行投入) 2017(平成29)年春:6編成12輌を追加投入●詳しくはこちらを参照(pdf形式)●JR九州 ウェブサイト