西武鉄道株式会社では、優雅な空間と時間を楽しむことのできる「観光電車」の開発に着手しているが、概要の一部について発表した。 「観光電車」は、西武線沿線各地域の活性化と新しい旅行スタイルの提供を目的として、2016年春の運行を目指していたが、運行開始日を2016年4月17日(日)に決定した。 また、愛称を「西武 旅するレストラン 52席の至福」に決定し、あわせて、秩父の自然を意図したロゴマークも制作した。 車内チャイムの作曲は、数多くの発車メロディーや車内チャイムを手掛ける音楽プロデューサーの向谷 実氏を起用した。 さらに、12月17日(木)より、観光電車専用ウェブサイトを公開している。また、2016年2月1日(月)より専用ウェブサイト内にて、予約受付を開始する。◆仕様(1)運行開始 2016年4月17日(日)(2)車輌形式 4000系車輌(4輌1編成をリメーク)(3)編成定員 4輌編成/52名(4)運行区間 池袋~西武秩父間・西武新宿~西武秩父間・西武新宿~本川越間などを予定(5)運行日 臨時電車として、土休日を中心に年間100日程度の運行を予定◆愛称「西武 旅するレストラン 52席の至福」◆外装 代表的な観光地である「秩父」の四季と、自然豊かな秩父や武蔵野を流れる荒川の水をダイナミックに表現(各号車のイメージ) 1号車:「春」芝桜、長瀞の桜 2号車:「夏」秩父の山の緑 3号車:「秋」秩父連山の紅葉 4号車:「冬」あしがくぼの氷柱◆内装 車内のインテリアは、渓谷などの自然をモチーフとしてイメージ。また、沿線の伝統工芸品や地産木材を一部に使用する。車内とデッキの仕切り(2号車・4号車)には、秩父銘仙を使用する予定。2号車の天井には、柿渋和紙を使用。4号車の天井には、西川材を使用する。◆車内チャイム 電車出発後および電車到着前に放送する「車内チャイム」の作曲を、数多くの発車メロディーや車内チャイムを手掛ける(練馬高野台駅の発車メロディーの編曲を担当)音楽プロデューサーの向谷 実氏を起用した。◆専用ウェブサイト 「観光電車」専用ウェブサイトを、12月17日(木)より公開している。また、乗車の予約もこのウェブサイト内にて受付をする。URL:http://www.seibu-group.co.jp/railways/seibu52-shifuku/index.html◆予約開始日 2016年2月1日(月)より専用ウェブサイト内にて受付開始する。(2016年4月~2016年6月乗車分)◆食事内容 新しい食と旅のスタイルを優雅に楽しんで頂ける内容を予定している。◆クリエイティブ 総合プロデュース・オペレーション 株式会社NKB エクステリア・インテリアデザイン 隈研吾建築都市設計事務所 隈研吾 シンボル・ロゴデザイン フレイム 古平正義 ネーミング・キャッチコピー開発 谷山広告 谷山雅計(敬称略)◆問合せ先 西武鉄道お客さまセンター TEL 04-2996-2888 音声ガイダンスの案内により、メニューを選択。(営業時間 平日9:00~19:00 土休日9:00~17:00)(なお、12月30日~1月3日は休み)●詳しくはこちらを参照(pdf形式)●西武鉄道 ウェブサイト