東北森林管理局は、仁別森林博物館において、7月19日(土)から8月31日(日)まで企画展「森林鉄道展」を開催する。 また、仁別森林博物館では、ボランティアの案内人が館内や周辺の散策路を一緒に周り、無料でガイドを実施している。【企画展「森林鉄道展」】○会期 2015(平成27)年7月18日(土)~8月31日(月)○会場 仁別森林博物館2階 企画展示室○内容 森林鉄道は、日本で1909(明治42)年に初めて導入され、1965(昭和40)年頃まで活躍しており、丸太を運ぶだけでなく、地域の人々の交通手段としても大変重宝されていた。 秋田市仁別では、1908(明治41)年から1909(明治42)年にかけて、秋田停車場(秋田駅)東側を起点にして仁別林道事業所付近まで12.3kmの森林軌道が完成し、その後も新設延長し、旭又、軽井沢、砥沢、奥馬場目方面まで森林軌道が延びていった。 この企画展では、特に秋田県内の森林鉄道を特集し、当時の写真や消長図などの資料を展示して紹介する。 なお、博物館の野外には1921(大正10)年にボールドウィン社で製作された蒸気機関車、そして博物館内には、1964(昭和39)年まで旧能代営林署管内仁鮒製品事業所で活躍したディーゼル機関車酒井ボギー式8t機を常設展示している。▼野外展示されている蒸気機関車ボールドウィン号(製造番号54419)。 画像提供:東北森林管理局▼博物館内に展示されているディーゼル機関車酒井ボギー式8t機。 画像提供:東北森林管理局○問合せ 東北森林管理局 技術普及課 企画係 岡浦 〒010-8550 秋田市中通5-9-16 TEL 018-836-2211 FAX 018-836-2012【仁別森林博物館】 秋田県秋田市仁別字務沢国有林22林班 TEL 018-827-2322 アクセス JR秋田駅より車で約50分 ※JR秋田駅からの公共交通機関はないので注意。 秋田自動車道 秋田中央インターより車で約50分●仁別森林博物館 ウェブサイト