岡山電気軌道は、岡山芸術回廊の開催(期間:11月3日~12月2日)の開始に先駆け、10月28日(日)より“龍電車”の運行を開始した。運行期間は同じく12月2日まで。
これは、今年が辰年であることや、水の神様でもあることから、「玉井宮東照宮の龍神祭(秋祭り:10月27・28日)に併せて運行を」と、発案者の大場真護氏の意に賛同して運行するもの。
“龍電車”は、岡山県内でも龍の研究第一人者である能勢伊勢雄氏の娘で、デコレーションアーティストとして全国的に活躍している能勢聖紅(のせ せいこう)女史による龍の絵を幕にして、龍の体に見立てている。
■“龍電車”の概要
東照宮のお祭りということで、月に1回(第一土曜日)にのみ運行に使用している、東照宮のある日光から来た東武日光軌道線復元号(3005号)を使用。
外装は両側面に龍の絵を書いた幕(横7m20cm×縦90cm)を、前後に「岡山芸術回廊」と書いた幕(横150cm?縦50cm)を取付。また内装は料金箱上部に龍の顔のオブジェを1箇所に設置。
■運行期間
2012(平成24)年10月28日(日)~12月2日(金)
■運行ダイヤ
東山線を東山発10:20から5往復
・東山発 10:20、11:00、11:40、12:20、13:00
・岡山駅発 10:38、11:18、11:58、12:38、13:18
▼10月28日より運行を開始した“龍電車”。
画像提供:岡山電気軌道