多摩地域史研究会では、6月26日に第20回大会「多摩の鉄道史II ―私鉄と沿線開発―」を開催する。
西武・小田急・京王の私鉄3社を中心に、沿線開発と地域社会との関わりに光を当てる。関東大震災後さかんになった鉄道企業による沿線開発の歴史が現在の多摩にどのような影響を与えているのかを考察する。また、近現代史の研究でその必要性への認識が高まりつつある聞き取り調査の事例を紹介する。
中央線・青梅線など、国有鉄道(買収私鉄含む)を主要テーマとした第17回大会(2009年)に続き、同会としては2回目の鉄道史に関する大会となる。
■日時
2011(平成23)年6月26日(日) 10:00~17:00頃
■会場
多摩市 パルテノン多摩 第一会議室(4F)
多摩市落合二丁目35番地 TEL:042-375-1414
■交通
京王線・小田急線・多摩都市モノレール多摩センター駅より徒歩5分
■発表テーマと発表者
○大都市圏における私鉄企業と沿線開発
髙嶋修一(青山学院大学経済学部准教授)
○西武鉄道と沿線の発展
高野宏峰(東村山ふるさと歴史館)
○学園都市・成城の開発と小田急電鉄
荒垣恒明(成城学園教育研究所)
○京王電鉄の沿線開発
細井和雄(京王電鉄)
○〔講演〕オーラルヒストリーから見えてくるもう一つの鉄道史
名取紀之(月刊『Rail Magazine』編集長)
■申し込み
メールまたはファックス・往復葉書で受付。6月10日(金)必着(電話での受付は行わない)
会場の都合上、定員は90名。参加申込みが定員を超過した場合は、同会会員を優先とし、会員外の方は抽選となる。
■参加費
資料代として1,000円(予価)
■参加申込み・問い合わせ先
多摩地域史研究会事務局
〒190-0011 立川市高松町1-16-2 (有)文化財COM内 担当:梶原
TEL:042-521-0186 FAX:042-521-0656
TEL:090-8036-2384(当日のみ)
E-mail.tamatiken@yahoo.co.jp http://tamatiken.web.fc2.com
■主催
多摩地域史研究会
■後援
公益財団法人多摩市文化振興財団(パルテノン多摩)