富士急行では2011(平成23)年4月29日(金・祝)、富士急行線 下吉田駅に「下吉田駅ブルートレインテラス」とコミュニティスペース 「下吉田倶楽部」をオープンさせる。
「下吉田駅ブルートレインテラス」は、2009(平成21)年にレトロモダンなデザインにリニューアルされた下吉田駅構内に、かつてブルートレインで活躍した寝台客車をはじめ、同社ゆかりの車輌とあわせて展示・一般開放を行なうもの。
併設される「下吉田倶楽部」は、地元住民の憩いの場・観光客の街歩きの拠点として活用できるコミュニティスペースで、地域在住のコンシェルジュ(観光ガイド)が常駐し、観光の案内・展示車輌の説明などを行なう。
▼駅外観イメージ。右側には寝台客車、左側に貨車の姿が。
イラスト:富士急行 ニュースリリースより(下画像とも)
下吉田ブルートレインテラス
■営業開始日
2011(平成23)年4月29日(金・祝) ※4月29日は12:00から一般開放
■開放時間
10:00~16:00
■休園日
毎月第1月曜日(月曜が祝祭日の場合は翌日)
■入園料
おとな・こども100円
※但し、電車を利用の方は無料(改札口で入場証と引き換え)
★ブルートレイン展示
寝台特急〈富士〉などで活躍していたものと同形式のスハネフ14形を譲り受け、展示。展示にあたっては現役当時と同様に室内灯や発電用エンジンを再現することにこだわり、本物のにおい・音を体感できる施設となっている。
▼ブルートレイン展示イメージ。
★貨車展示
富士急行線で活躍していた貨車3輌を展示。うち1輌は、富士急行の前身である「富士山麓電気鉄道」の開業時である1929(昭和4)年に製造された貴重な車輌。パネルやディスプレイによって、貨物輸送を行なっていた当時について解説する。
「下吉田倶楽部」
■営業開始日
2011(平成23)年4月29日(金・祝) ※4月29日は12:00から一般開放
■営業時間
9:00~17:00
■定休日
毎月第1月曜日(月曜が祝祭日の場合は翌日)
■コンセプト
下吉田駅舎のリニューアルを手がけた工業デザイナー・水戸岡鋭治氏によってデザインされた、地元住民の憩いの場として・観光客の街歩きの拠点として活用できるコミュニティスペース。
また、地元富士吉田市から「下吉田まちめぐりコンシェルジュ事業」を受託しており、地域在住のコンシェルジュ(観光ガイド)が常駐し、エリア観光の案内・展示車輌の説明などを行なう。