東武鉄道では、3月5日(土)に東上線(東武東上線・越生線)でダイヤ改正を実施する。
今回の改正ではTJライナーを増発するとともに、わかりやすいダイヤ設定や朝ラッシュ時間帯における急行列車の増発を行なう。
主な内容は次の通り。
★TJライナー関係
①平日夕ラッシュ時(池袋発18時~20時台)に毎時1本、合計3本増発
18時~21時の間は30分間隔の運行とし、行先は『森林公園行』『小川町行』を交互に設定。増発列車は18:30発(小川町行)、19:30発(小川町行)、20:30発(小川町行)の3本。
②平日最終列車(池袋22:50発)の森林公園での接続列車(小川町行)を新設
森林公園において接続列車を新たに設定することにより、つきのわ―小川町間の利用客も最終のTJライナーを利用しやすくする。
池袋22:50発→森林公園23:39着(TJライナー9号)
↓乗り換え
森林公園23:40発→小川町23:52着(新設列車)
③土休日に運行する列車の行先を全列車小川町まで延長
土休日のTJライナー1号(池袋17:00発)・2号(池袋18:00発)を森林公園行から小川町行へ運転区間を延長。つきのわ―小川町間の利用客も利用しやすくする。
★一般列車関係
①平日朝ラッシュ時に、上り急行を増発
中・長距離利用客の利便性向上を図るために急行2本を増発。
【増発列車】
森林公園 6:50発→池袋 8:01着
森林公園 7:25発→池袋 8:31着
②平日昼間時(池袋発10:00~17:00)および土休日昼間時(池袋発10:00~16:30)に
おいて、急行列車を12分間隔、準急列車を20分間隔で運転
わかりやすい列車設定とすることにより、中・長距離客の利便性向上と着席率の均等化を図る。
③平日・土休日昼間時における志木―川越市間の普通列車を毎時1本増発
現行志木止まりの副都心線直通列車を有楽町線直通列車に置き換え、志木―川越市間を延長運転。これにより、昼間時の志木―川越市間の各駅に停車する1時間当たりの列車本数を上下各7本から8本に増やすことで、利便性の向上を図る。
④平日夕ラッシュ時の池袋発下り急行列車を12分間隔で運転
8時~20時台の池袋発下り急行列車を12分間隔で設定し、運転間隔を均等にする。これにより、急行列車の待ち時間が均一になり、わかりやすいダイヤ設定となる。
⑤土休日朝間時に、下り快速急行列車を増発
ハイキングやゴルフなどの行楽客の利便性向上を図るため、現行池袋 7:00発と 8:00発の快速急行列車を、池袋 6:30発、7:30発、8:30発の3本に増発。