映画『闇の列車、光の旅』が、6/19(土)からTOHOシネマズ シャンテほか全国で順次公開される。
本作品は、中南米のホンジュラスに住む少女サイラが、父親とともによりよい暮らしを求めてグアテマラとメキシコを経由してアメリカのニュージャージーへ向かうことになり、移民でひしめきあう貨物列車の屋根の上でカスベルというメキシコ人の少年と運命の出会い果たすことで、ストーリーが展開していく。
実はカスベルは強盗目的で列車に乗り込んだギャングの一員だが、サイラに暴行を加えようとするギャングのリーダーを殺してサイラを救い、逆に組織から追われる身となってしまう。
一方、カスベルに命を救われたサイラは、恩を感じてカスベルに近づいていくが、列車の旅を続けていくうちに、次第に淡い恋心を抱くようになる…。
中南米の人々の姿をリアルに描き、美しい景色に魅了されるヒューマンドラマである。また、レイル・ファンにとっては登場してくる鉄道も興味深い。
なお、オフィシャルサイトでは予告編を見ることができる。
監督:キャリー・ジョージ・フクナガ
製作総指揮:ガエル・ガルシア・ベルナル/ディエゴ・ルナ他
キャスト:バウリーナ・ガイタン、エドガー・フロレス
宣伝協力:モバイルダイレクトリンク
宣伝・配給:日活 (C)2008 Focus Features LLC. All Rights Reserved.
原題:Sin Nombre/2009/アメリカ・メキシコ/シネマスコープ/ドルビーデジタル/
96分/PG-12
6/19(土)~TOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開