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鉄道博物館で「昭和の鉄道映画会」開催

2009.04.10

 鉄道博物館は、同館で所蔵している貴重な映画作品の中から、昭和の鉄道の姿を記録した2作品の上映を行なう。



■期日:2009(平成21)年5月11日(月)までの休館日を除く毎日

     ※但し、4月15日(水)、20日(月)、22日(水)の上映はお休み



■会場:鉄道博物館 ノースウィング 鉄博ホール

■上映スケジュール・作品の概要

◎プログラム1 各日とも12:00~、14:00~

『青春急行列車』

(上映時分:18分 企画/制作:鉄道省 1935年頃/モノクロ作品)

 東海道本線の急行列車に乗車した兄妹を主人公に、車内でのさまざまな出来事を通じて、列車内でのマナーや道徳の重要性をドラマ仕立てで紹介していく短編映画。EF53形が牽引する急行列車の3等車車内の様子、洋食を食べることができた食堂車、完成まもない丹那トンネル、浜松から急行の先頭に立つC51形の雄姿など、戦前の汽車旅の様子が丁寧に描かれている。



◎プログラム2 各日とも13:00~、15:00~

『乗車券』

(上映時分:21分 監修・制作:鉄道省旅客課/理研科学映画社 1940年/モノクロ作品)

 乗車券の作成、使用、使用後の行方と、乗車券の一生を紹介した作品。乗車券印刷工場での台紙の印刷から始まり、多種多様な券面の印刷、各駅への仕分けと発送、出札口での販売、旅客による使用、集札口で回収後、審査課に集められて統計データ作成のための材料として活用される様子、裁断後製紙工場に運ばれて紙の原料としてリサイクルされるまでの流れを克明に紹介。


鉄道博物館 ウェブサイト


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