富士フイルムでは、携帯性に優れた蛇腹折りたたみ式の軽量・コンパクトボディの中盤フィルムカメラの新製品「GF670 Professional」を2009(平成21)年3月中旬より限定5,000台で発売する。
この「GF670 Professional」は、2種類の画面サイズ(6×6cm判、6×7cm判)が1台のカメラで楽しめる切り替え機能を搭載しているのが特徴(撮影途中での切り替えは不可)。画面サイズの切り替えと連動して、ファインダー視野内で撮影範囲を示すブライトフレームやフィルムカウンターなども切り替わる。
ボディーにはアルミダイカスト、外観部にはマグネシウム合金を使用し、堅牢さと軽量化を両立。フタを閉めた状態では厚さが64mm、重さ1,000gと中判カメラとしては非常に軽量コンパクトとなっている。
レンズは80mm F3.5の新設計EBCフジノンレンズを採用(4枚6群構成)し、クセのないシャープで自然な描写を実現。ファインダーは二重像合致式レンジファインダーで、ピントのズレを視覚的に捉えやすく、素早く正確なピント合わせが可能である。
シャッターは電子制御式レンズシャッター(バルブ、4秒~1/500秒(F5.6以下))、撮影モードは絞り優先AEとマニュアル露出を搭載している。
価格はオープン価格で、想定価格は税込220,000円前後。別売として専用本革製ソフトケース(オープン価格:想定価格は税別7,000円前後)と専用レンズフード(オープン価格:想定価格は税別8,500円前後)を用意している。