→EOS 5D Mark II
(EF24-105mm F4L IS USM装着時)
(EF24-105mm F4L IS USM装着時)
キヤノンは17日、新開発の有効画素数2110万画素の35mmフルサイズCOMSセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラ“EOS 5D Mark II”を発表した。発売は11月下旬。
同機種は2005年10月に発売した“EOS 5D”の後継機種で、主な特徴は次のとおり。
○有効画素数2110万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーを搭載
○EOS50Dより採用している新世代の映像エンジン「DIGIC 4」を搭載
○ISO感度設定は常用設定でISO100~6400.拡張設定でISO50、12800、25600の
幅広い感度に対応
○約3.9コマ/秒の高速連写とUDMA対応CFカード使用時には約310枚の連続撮影可能
○視野率約98%の高性能ファインダーと約92万ドットの3.0型クリアビュー液晶を搭載
○高精度で高速な9点+アシスト6点のAFを搭載
○EOSシリーズでは初の動画撮影機能搭載。ライブビュー映像を見ながらフルHD(1,920
×1,080ピクセル・30フレーム/秒)または標準(SD)画質(640×480ピクセル・30フレーム
/秒)の動画を音声とともに記録可能
○3種類のAFモードを備えたライブビュー機能やレンズ周辺光量補正機能を搭載
○フッ素コーティングにより、ゴミの付着を低減したセンサーダスト対策
○従来機種の約1.3倍の容量となった新型バッテリーパック「LP-E6」を用意
○作動耐久約15万回のシャッターユニット、高剛性のマグネシウム合金製ボディで高い
信頼性を確保
製品は“EOS 5D Mark II”ボディ単体、並びにEF24-105mm F4L IS USMのレンズがセットになった“EOS 5D Mark II EF24-105L IS Uレンズキット”が用意され、価格はどちらもオープン価格。実勢価格は単体が¥300,000前後、セットが¥400,000前後を想定している。
→ワイヤレスファイルトランスミッターWFT-E4。
また、“EOS 5D Mark II”の発売に合わせ、撮影した画像を無線/有線LANを通してサーバーやPCへ転送できる“ワイヤレスファイルトランスミッターWFT-E4”を同時発売する。WFT-E4は無線/有線LANによる高速画像転送ができるほか、市販の外付けハードディスクなどの外部メディアをUSB接続することにより、カメラ本体に装着したCFカードと同様に撮影画像を記録することができる。さらに“EOS 5D Mark II”で撮影した動画を外部メディアに記録することも可能となる。
このほか市販のGPS機器をUSB接続することで、緯度・経度・標高といった位置情報を撮影画像に付加することができるとともに、シャッターボタンやメイン電子ダイヤルなどを装備しているので、縦位置グリップとしても利用できる。価格は¥100,000(税別)
なお、WFT-E4以外にも縦位置グリップとして利用できる“バッテリーグリップBG-E6”も発売される。こちらは価格¥28,000(税別)。
一方、この“EOS 5D Mark II”を発売前に体験できるプレミアムなイベントが東京・名古屋・大阪で開催される。また発売後も体験イベントが全国他都市にて順次開催される予定となっている。
■東京:11月8日(土)・9日(日)・15日(土)・16日(日)
キヤノン S タワー3階 キヤノンホール S
■名古屋:11月22日(土)
名古屋国際センター ホール(別棟)
■大阪:11月23日(日)・24日(月・祝)
梅田ステラホール