JR九州では、博多―大分間を結ぶ特急〈ソニック〉に使用している大分車両センター所属の883系に中間車6輌を増備する。
これは現在3編成ある883系5連(Ao-6~Ao-8編成)の中間に4・5号車として新製のモハ883+サハ883を組み込み、2008(平成20)年7月19日より883系全編成を7連に統一するもの。
新製中間車は荷物棚を現行より大きめに設計するほか、吸音材に新素材を使用して室内の騒音を低減、さらに乗降ドア付近に設置してあるゴミ箱の容量・開口部の大型化や車内案内表示器を明るく見やすい表示とする。
なお、同じ〈ソニック〉に使用される南福岡電車区の885系6連4本に関しては変動は無いが、今回の883系中間車増備により〈ソニック〉全体の座席数は1,792席増加し、より着席チャンスが拡大する。