鉄道ホビダス

2011年10月アーカイブ

ロープ式入換装置(続き)

前回の写真は構造が良く判らなかったので、正面からの近景をお見せしましょう。

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前後に8個ある小さな車輪は専用レールの上を走行する走行輪で、中央に4個ある一寸大きい車輪が貨車の車輪フランジを挟んで加減速させる駆動輪(と言うのかしら?)です。
写真の駆動輪は待機状態ですが、走行してくる貨車をやり過ごしながら検知すると発進して速度を同期させ、車輪の位置を計算してその前後に駆動輪を突き出すという優れものです。前後に見えるダンパは貨車と入換装置の速度差による衝撃を緩和するためのものですね。この辺りの構造はリニアモーター駆動のL4と同じようで、結構凝った構造となっています。
またロープは輪状となっていて、入換装置の前後に結ばれているようですね。

何でこんな物を見に行ったのかは記憶にありませんが、入換試験用として当時既に珍しくなっていたワム90000が撮いたため、これを撮りに行ったのかもしれません。

ロープ式入換装置

皆さん「L4カー」をご存知ですか?
自動化ヤード全盛期に、わが国独自の技術で作られたリニアモーター式の入換装置で、塩浜操や北上のヤードに導入されました。
ところが何分高価なため、なかなか普及しません。そこでもっと簡易なものが出来ないか、と言うことで開発されたのがロープ式入換装置です。

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L4と同様、線路内に設けた走路を走行し、同様に貨車の車輪を小さなロールで挟んで加減速する仕組みでした。なお力は外部よりロープにより伝達されます。

東鷲宮の試験ヤードにありましたが、ヤード輸送廃止により夢と消えたようです。
なお遠景左にいるのは、同時に試験されていた無線操縦の入換動車です。

住友化学のエチレン酢酸ビニル(別名EVA)専用コンテナは既に第49回でUT1-157を紹介しましたが、今回はその後継タイプを紹介しましょう。

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497~506の10個ロットで昭和55年7月富士重製、形式はTC5-76でした。写真は運用先の札幌貨物ターミナルで撮影したものです。

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