鉄道ホビダス

2009年5月アーカイブ

戦前、鉄道省では台湾・樺太・華中などの貨車も設計していました。そのため貨車図面の中にはこれらの図面も紛れ込んでいますが、図番の最後に「W」がついているのが台湾向けの図面です。

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図面は台湾に行った方には御馴染みの貨車で、観音開きのトムをスチール化して二台繋げた設計となっています。国内では作られなかったタイプですね。台車はTR20ですが、台湾向のため短軸を使用していますね。

その昔、日通といえばオレンジ色のトラックを思い出しますが、同社所有のコンテナも同じ色でした。

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積荷は「ラード」で札幌~隅田川間で運用されていました。北海ライナーのコキ10000形に一両全部
載っていた姿を思い出しますね。
製造は昭和49年1月日車、製番はNPT-FB-T0112でした。

貨物自動車の図面(続き)

探してみたら、貨物自動車がもう一枚ありました。
図番は前回のものの続きですね。

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一見すると大型トラックに見えますが、荷重が前回のものは1.5トン、こっちは2トンです。

タンクコンテナの中には、ポンプを装備したものもありました。
写真のUT1-331は、「重合リン酸塩液」の輸送用で、手前のデッキ(?)部に移液用のポンプや配管を装備しています。

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コンテナに詳しい方は、番号の割にはタンク受台が低いことに気が付かれるでしょう。実はこのコンテナは重クロム酸輸送用のUT3形として昭和47年3月に富士重工で製作されましたが、その後のクロム禍で、昭和51年に専用種別を変更したためUT1形に改番されました。同じロットにはUT3-97~101の5個があり、それぞれUT1-330~334となっています。
 なお、ポンプユニットも専用種別変更の際に追加されたものと思われます。

貨物自動車の図面

今回は、貨物自動車の図面です。

図番のイニシャルは客車・貨車と同じ「V」ですね。

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無軌条貨物気動無蓋車・・・「キト」といったところかしら。

 「味液」と言えば、「味タム」ことタム5000形を思い出しますねえ・・
今ではISOコンテナで大量輸送されていますが、タンク車廃止の頃はこんな可愛いコンテナもありました。タンク内面はゴムライニングされており、マンホール廻りの配管・弁装置は、まさしく塩酸タンク車の流れを引いたものです。

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塗色は灰色と赤のツートンでした。

ワキ700形の旧図面

連載している「貨車研究室」のため、図面を調べていて、面白いことに気がつきました。
チキ5000初代形の形式図はVC03600なのですが、その近い図番VC03604を持つ貨車としてワキ700形があります。
ワキ700形は戦中派の爆弾・航空魚雷輸送用車で、図面マニア(?)にはこの形式図で知られていましたが、製造時の形式図は実は別にあることをご存知でしょうか?。
掲載したVC03100がそれで、室内の荷役用ホイストが書き込まれています。

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形式図はこのように、差し替えられたものもあるので、参考にする時は注意が必要ですね。

今回は何処かで見たようなコンテナを紹介します。

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3/23付のページ「昔の私有コンテナから(18)」をご覧下さい。
今回掲載したコンテナはこれの原型となったロットで、昭和54年1~3月に日車でUT3-293~299の7個が製作されています。製番はNPT-FA-T0211~0217でした。

ちなみに「18回」の解説には誤りがありまして、まず製造所は日車で、製番はUT3-353~356の順にNPT-FA-T0320~0323です。写真でも日車の銘板が見えますよね。また塗装はペールブルーでした。ごめんなさい・・

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