鉄道ホビダス

2012年5月アーカイブ


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お久しぶりです、(み)です。
明日5月31日、RM MODELS編集部より1冊のムックが発刊となります。その名も『スーパーリアル鉄道情景』。さまざまな人がそれぞれの視点で製作したNゲージレイアウトを一堂に紹介する、新たな視点での情景本です。

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▲今回の白眉、JAM会場で毎年注目を集めている「鉄ちゃん倶楽部」の上越線レイアウト。どど~んと18頁にわたってすべてのセクションを線路配置図入りで紹介。

 飛躍的とも言えるほどの情景用品の充実により、製作の敷居がみるみる低くなってきたNゲージレイアウトですが、誰にでも一定水準のレイアウトを製作できるようになった反面、ともすると「誰が作っても同じような印象」になりがちな点は否定できません。

 一方で、独自の視点と観察により、その人・グループならではのレイアウトを製作している方も着実に増えているように思います。そのような個人やグループによる個性的なレイアウトを、本書ではいくつか採り上げています。

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▲「鉄ちゃん倶楽部」レイアウトの最新作、諏訪峡(利根川上流)のセクションに見られる水面表現は最大の見せ場であろう。その製作方法と仕上がりの様子をぜひ実際の誌面で堪能していただきたい。

 メインは、国際鉄道模型コンベンション(JAM)会場において、その細密で大胆な構図のレイアウトで絶えず人気を集める「鉄ちゃん倶楽部」の上越線レイアウトを堂々18頁で紹介します。会場では多くの観客に囲まれて、なかなか近くで見られなかった憧れのレイアウトの全貌を、誌面にてじっくりご覧いただけます。

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▲こちらもJAMの注目株、チーム「やま電」による箱根登山鉄道セクションを紹介。

 江ノ電と箱根登山鉄道、ともに神奈川県内にあり共通の特徴も多い2つの鉄道を、模型で再現することに情熱を傾けている鉄道模型製作チーム「うみ電☆やま電」。RMM本誌200号で詳しく採り上げたこのチームの作品のうち、これまであまり詳しく掲載されることのなかった箱根登山(やま電)チームのセクション2点をここで紹介します。模型写真とともに参考となった実物写真も掲載し、実物を知らなくともいかに模型がリアルにできているかを楽しむことができるのも本書の特徴です。

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▲RMM本誌ではおなじみの平柳 聡さんが製作した京都・嵐電のレイアウト。実在の建物を取捨選択して模したことで、リアリティあふれる京都の街が再現されている。

 修学旅行先として、教え子を引率して京都を訪れる機会の多い平柳 聡さんは、その思い出を込めて嵐電のレイアウトを製作しました。実在する建物を散りばめることで現地の雰囲気を再現しています。

 今回掲載しているレイアウトは、実物を観察の上で製作されているものがほとんどです。もちろん、レイアウトは実景を模したものでなければならない...ということはありませんが、自由型の車輌でもプロトタイプとなる実車をよく観察するほど実感的な車輌になるように、レイアウトも参考とする実景があってそれに倣って製作する方が、頭の中で空想しただけの世界よりはるかに実在感があることは言うまでもありません。

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▲巻末には各社のレイアウト製作用品(Nスケール)のカタログを掲載。「こんな製品があったのか」...と見ているだけでも楽しめること請け合い。

 巻末には、RM MODELS誌に紹介しているものを中心に、各社のレイアウト製作用品をカタログ的に40頁にわたり展開します。一社ごとのカタログやリストはよく見掛けますが、あらゆる方向性を持ったメーカーの製品が一堂にまとまったことで、見ているだけでも楽しく製作意欲も湧いてくる、そんなページになったかと思います。

 その他にも魅力的なレイアウト製作記事を満載し、『スーパーリアル鉄道情景』は5月31日発売です。情景製作に興味のある方はもちろん、すべてのモデラーに幅広くお勧めできる本です。

NEKO MOOK 1781
『スーパーリアル鉄道情景』
~Nゲージレイアウトで再現する名シーン~
■判形:A4変形判(RMM本誌と同じ)
■全116頁(オールカラー)
■価格:1,800円

全国の書店または模型店などでお求めください。
通販希望の方は▼こちらへどうぞ。
【NEKO BOOK 『スーパーリアル鉄道情景』】


掲載記事
■巻頭グラフ Super Realの世界
■上越線に魅せられて... (鉄ちゃん倶楽部)
■コラム:ニュータウン地区 延伸工事中
■目指せ、全線制覇!箱根登山鉄道へのこだわり
(チーム「やま電」)
■江頭 剛氏による車輌ディスプレイジオラマ
■碓氷峠&飯田線 ~トミーテックの展示用レイアウト~
■つくりに作った25枚のモジュールレイアウト
■嵐電をつくる ~古都への思いを込めて~
■レイアウト作りに役立つワンポイントアドバイス(RMM根本貫史)
■情景模型工作用品 特選カタログ

RM MODELS 203号発売中!

5月21日発売の
RM MODELS 202号(2012年7月号)の特集は・・・
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「惜別、2012年春の鉄道たち~消えた車輌・路線を模型でいつまでも~」

 この春も鉄路から、数々の列車、車輌、路線が消えてゆきました。ダイヤ改正のたびに、新しい列車や新路線などの登場とともに、古い列車、古い形式が消えてゆくのは鉄道史の中で繰り返されてきた光景ではあります。しかし、我々モデラーは鉄道模型という形で、思い出の寄り処を残すことができます。
 特集内ではKATO、TOMIXの両社から発売されたばかりの〈日本海〉の24系客車を解説。Nゲージの車内インテリを徹底的に再現したもの。編成組成例や模型資料にも良い列車側面では〈日本海〉、〈きたぐに〉の引退間際の実車側面を追います。


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▲ディテールアップ。ウェザリング資料にもなる実車サイドビューは廃止直前に撮影した〈日本海〉と〈きたぐに〉。


また新幹線からは100系&300系のTOMIX製品のインプレッション。そして16番では300系16両編成をプラ板からフルスクラッチした記事。

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▲お馴染み小川明人さんによるプラ板スクラッチの16輌フル編成の300系新幹線。


そして廃止になった長野電鉄屋代線では、情緒豊か佇まいを見せた信濃川田駅をジオラマで再現。そのほか岳南鉄道ED501、〈あさぎり〉と小田急3形式などなどをおおくりします。


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▲趣のある駅舎の残っていた長野電鉄信濃川田駅をNゲージジオラマで再現。

★まだまだあります「今月の見どころ」

●今!再発見 ペーパーモデル Part2
前号から続くペーパーモデル。今回は関西のペーパーモデルの殿堂、いこま工房の中から近鉄特急車を3型式。そしていこま工房の工房にお邪魔し、ペーパーモデルの最新事情を伺います。


●関西Nゲージ合同運転会レポートPART1
 関西周辺を拠点としたNゲージ愛好会が2日間にわたって自慢の車輌やレイアウトを運転する「カンエヌ」こと関西Nゲージ合同運転会。今年も数多くの作品が集まりました。
今月と来月の2回に分けてお伝えします。


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▲春、恒例のかんさいNゲージ運転会をレポート、関西モデラーの力作を紹介します。


●KATO設計担当者に聞く「居酒屋ミーティング」から生まれたEF510
先月でも掲載のKATO 1:80スケール「EF510」その開発秘話の2回目。今回は設計担当者に、まったく新しい視点と切り口で、新規開発された製品の苦労と熱い思い、そして今後の展望をお読みください。


●魅惑のEF58 特定番号機をラインナップ 
 世代を超えて語りつがれる名車中の名車EF58。KATOの16番モデルをベースに、特定番号機に作り分ける「帝神工房」。その作品と言える1輌1輌をカタログ的に紹介いたします。

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▲特定番号機を作り分けた帝神工房によるEF58作品を紹介。

さて、ここでお詫びと訂正がございます。

RM MODELS 203号 56ページ
「NEW MODEL TOP LINE」にて
南海20000系〈こうや〉(登場時/改造後)
のメーカー名が「TOMIX」となっておりますが、正しくは「マイクロエース」となります。

以上の通り訂正し、読者の皆様ならびに関係各位にご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。


RM MODELS 203号
(2012年7月号=5月21日発売号)
定価1,100 円
 
購入は全国の書店かネコBOOKS通信販売まで。
よろしくお願いいたします。

こんにちは、編集長はねへんです。季節は早初夏。ついこの前桜が咲いていたと思ったら、もう日中は半袖で十分なくらいの陽気だったりして、季節の移り変わりの早さに驚いてしまいますね。

さてRMM編集部では、つい先日、5月21日発売号の入稿が終わったところです。その本の紹介も近々させていただきますが、実はゴールデンウィーク明けに発売となった新刊のご紹介がまだでしたので、遅ればせながらご紹介いたしましょう。

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『Nゲージ・アフターパーツ完全マニュアル 国鉄新性能電車編 PART2』。昨2011年5月発売の『Nゲージ・GU(グレードアップ)パーツ完全マニュアル 電気機関車編』、2011年11月発売の『Nゲージ・アフターパーツ完全マニュアル 国鉄新性能電車編 PART1』に続く『パーツ完全マニュアルシリーズ』の第三弾になります。このシリーズは、星の数ほどラインナップされているNゲージのディテールアップ用パーツを、車輌のカテゴリーごとに整理し、それぞれに適合した取付法を解説、また実車解説なども交えて展開するもの。メーカーによっては、ネット上に写真入りのパーツリストを掲載しているところもありますが、本書は編集部が把握する限り、極力多くのメーカーを取り上げており、中にはネット上には全く情報が上がっていないメーカーもあります。また、カテゴリーごとにソートし直し、そのカテゴリーに使用するパーツだけをピックアップしている点でも独自性があり、実際に工作するファンにとっては実践的との評価を受けております。

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本書の約半分を占めるパーツカタログの部分。レボリューション社のパーツ画像は同社HPには掲載されていないので、かなり有用ではないでしょうか。

今回の『国鉄新性能電車編 PART2』では、『PART1』で未掲載のメーカー11社のパーツを写真入りで紹介。その内訳は、TOMIX、ペアーハンズ、グリーンマックス、タヴァサホビーハウス、レボリューションファクトリー、BONA FIDE PRODUCT、湘南電車、富士川車輌工業、イエロートレイン、PENGUIN MODEL、くろま屋というラインナップ。プラ製、エッチング製、ロスト製、ホワイトメタル製、デカール、シール、インレタと極めて多岐に及んだラインナップで、本書を見ながらパーツを選ぶ過程もきっとお楽しみいただけることでしょう。そして、その製法・素材別のパーツの対処法に悩んだら...。なんと今回の巻頭記事にはあの牛久保孝一氏による『素材・形状別アフターパーツ攻略法』なる記事を収録。牛久保氏と言えば、この手のNゲージ用パーツの黎明期より先鋭的なモデラーとして精力的に工作を続けてきており、まさにこの手のパーツを知り尽くした男と言えるでしょう。そんな氏による解説記事は、初心者にとってもたいへんわかりやすく、ツボを押さえたものになっており、また経験者にも改めて一読の価値があるものになっているかと思います。また記事の性格上、国鉄電車の工作に限らず、あらゆるジャンルのNゲージ工作にとって必須の知識となっていますので、ぜひ他ジャンルのモデラーの方も、手にとってみてください。

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牛久保孝一さんによる『素材・形状別アフターパーツ攻略法』。この記事は保存版・バイブルとしてお役立てください!

この他、KATOから復刻発売となったKOKUDEN・103系をベースに、まじめに改造に取り組んでみる記事(ステップ・バイ・ステップ方式)や、115系新潟色を題材に、微細塗り分けのマスキング法を徹底解説した記事、Nゲージャーが知っておきたい実車のパーツ基礎知識など、見逃せない記事がたくさん! ぜひ、既刊2冊と共に書架にお揃えください!

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KOKUDEN・103系をベースとした、ステップ・バイ・ステップの改造法を解説した記事。初心者の方でも安心して取り組めるよう、分解方法から丁寧に解説。ベース車が安価なので、思い切って挑戦してみてはいかがでしょうか。

●好評発売中!
●B5判・104頁
●定価:1,600円(税込)
ホビダスでのご購入はコチラ

『Nゲージ・GU(グレードアップ)パーツ完全マニュアル 電気機関車編』はコチラ
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『Nゲージ・アフターパーツ完全マニュアル 国鉄新性能電車編 PART1』はコチラ
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こんにちは、副編まるはね改め、編集長はねへんです。皆さん、ゴールデンウィークはどのようにお過ごしですか? 関東ではちょっと天候不順のようですが、鉄道・模型関連でも多数のイベントが予定されているので、ぜひ遊びに行きましょう!

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アメリカ型車輛の展示。大型の蒸機から、流線型のディーゼル特急まで。

さて私、先日は東京タワーフットタウンにて絶賛開催中の、「究極の鉄道模型展in東京タワー」を観覧してきました。世界的な鉄道模型製作家・コレクターとして著名な原信太郎(はら・のぶたろう)氏の1番ゲージおよびOスケールの模型を一堂に集めた展示で、去る3月末にそごう横浜店でも開催されたものが巡回しています。

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こちらは日本型車輛の展示。主に戦前の車輛がほとんどのラインナップ。

原さんは御年93歳。3歳の時に目覚めた鉄道趣味にその一生を費やしておられると言っても過言ではなく、所蔵模型数は約6000輌。そのほとんどが少量生産または一品製作モノで、お金を出せば誰にでも手に入るというものではありません。しかも、ご本人の機械への造詣の深さを反映し、メカニズムは限りなく「本物」を模しています。例えば模型では一般的なウォームギア伝動は極力使用しない、といった「こだわり」が貫かれているのです。

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原さんがなんと13歳の時に自作されたという電気機関車のモデル。現存していることも驚きだが、その確かな工作力に、その後の鉄道模型人生が反映されているように感じる。

今回のイベントでは、その膨大なコレクションの中から、約250点がテーマ・国別に展示されています。ご本人の嗜好を反映し、戦前から戦後1960年代くらいまでの車輌が多く、まさに鉄道史に残る名車の数々がほぼ漏らさずにラインナップされている印象。モデル1輌ごとの解説はあまり詳しくないのが少し残念ですが、見ごたえは十分以上にあるというものです。

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特に思い出深いモデルは特等席で展示。この西ドイツ国鉄E03形(のちの103形)は、なんと原さんが営業列車の運転をしたことがある(!)車輌。

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かつて朝鮮半島の北緯38度線にほぼ沿って走っていたという金剛山電気鉄道の電車。原さんは戦前に乗車した体験を持ち、この模型もその乗車直後に作られたものとのこと。戦火の中で失われた鉄路への思い入れがにじんでいる。

さて実はこのイベント、「原鉄道模型博物館開館記念」と銘打ったもの。今夏、横浜に常設展示としてこの原さんのコレクションを集大成したミュージアムが完成する、そのプレイベントでもあるのですね。会場にはそのPRや建築模型なども展示されています。こちらは完成すると世界最大級の鉄道模型博物館となる見込みで、今から完成が楽しみですね。

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アトラクションとして、Gゲージの模型が大レイアウトで走り回る。

余談ですが、原さんのご子息である原 丈人(はら・じょうじ)さんはベンチャー・キャピタリストとして世界的にご活躍されています。実はこの息子さんもお父上の影響で模型製作の助手を務めることがあるとか。コピーライターの糸井重里さんとの対談が下記のリンクに掲載されていて、鉄道模型ファンなら興味深く読めると思いますので、ご参照ください。

ほぼ日刊イトイ新聞「とんでもない鉄道模型とすごいテレビ電話」

●開催期間:2012年4月14日(土)~5月6日(日)
●開催時間:10:00~18:00(入場は平常の30分前まで)
●会期中無休
●場所:東京タワーフットタウン1階 特設会場
●入場料金:大人1,000円、小人(中学生以下)500円
●主催:読売新聞社、東京タワー
●協力:原鉄道模型博物館、シャングリ・ラ鉄道グループ
●問い合わせ:読売新聞東京本社事業開発部 TEL:03-5159-5895
公式HP

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いやー東京タワー行ったのは20年ぶりくらいかしら? 今回上には登ってませんが、スカイツリー効果もあってかかなりの人出でした。

2012年5月   

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