DT72 TR256 / JR東日本E721系500番代 (国鉄・JR形式)

DT72

TR256
2006年度開業予定の仙台空港鉄道との相互直通運転開始に備え誕生したJR東日本の一般型交流電車E721系500番代の台車である。E721系は仙台地区の低いホームでも扉部分のステップを不要とする低床構造がその特徴であり、台車もE531系のDT71/TR255を基本としながら、低床化に対応して車輪径はひとまわり小さくE351系などと同じ810㎜となり、M台車の大歯車も小型化されている。牽引装置は1本リンク式。各軸には軸ダンパを装備。また、先頭台車はアルミナ噴射による増粘着装置を装備している。
軸距:2100mm 車輪径:810mm
軸箱支持:軸梁式 枕ばね:空気ばね(ボルスタレス)
写真:2006.3.28 仙台車両センター RM(青柳 明)

低床構造の独特のスタイルが特徴的なE721系。仙台空港鉄道でも同一仕様のSAT721系を用意する予定である(JR東日本E721系については4月21日発売のRailMagazine273号で詳細を紹介の予定です)。
2006.4.18作成
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