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取材班便り:記事一覧

「日本縦断各駅停車」は北海道へ。

2009年8月31日

 鉄道ジャーナルのメイン企画の一つ、「日本縦断各駅停車」は、東京・大阪など拠点駅からスタートして、途中駅に下車し、駅長を訪ねて沿革と特徴、駅周辺の話題を聞いて、地域に根ざした駅のさまざまな物語を描くというものです。鉄道の今日の実態を伝えながら、鉄道の歴史や列車の運転状況なども、随時盛り込んでいます。これまでに10章を数えていますが、来月は北海道編が登場、函館から出発して五稜郭など5駅を訪問します。
 
20090831.jpg 写真は、駒ヶ岳を望む大沼駅ですが、この駅は、函館方が仁山経由の本線と「藤城線」と呼ばれる下り優等列車・貨物列車専用のルートに分かれ、札幌方も駒ヶ岳経由の本線と海岸に沿って迂回する「砂原線」に分かれるという列車運転上の要衝。上下ともに出発信号機が林立する特異な駅でもあります。写真のキハ40は函館行き、普通列車はすべてキハ40です。背後にDF200が見えますが、この付近の貨物列車はDF200が主力となっていて、DD51牽引は1往復が残るだけです。
 観光名所が近いのですが大沼駅の乗降客はわずかで、列車も通過となる特急や貨物列車のほうが目立っていました。標高が高いので冬は気温が下がり、待合室は夏もストーブを置いたままでした。こんな小さな駅にも、さまざまな物語と鉄道を走らせる苦労が秘められているのです。

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