鉄道ホビダス

2014年8月19日アーカイブ

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1973年キハ27形を改造した北海道初の座敷車キロ29形が、国鉄初の和式気動車として誕生した。主な改造は座敷構造への変更のみで、キロ29 1〜3の3輌が旭川・苗穂・五稜郭の各工場で施工され、「くつろぎ 」の愛称で団体専用列車や定期急行列車に増結され運行された。さらに1984年、キハ56形を改造した座敷車キロ59 1〜2の2輌が苗穂工場で改造され登場した。この時、クリーム1号の地に赤2号の模様を入れた塗装に変更し、キロ29形も同色に塗り替えられた。また、各車に北海道の湖にちなんだ愛称(キロ59 1:大沼、 キロ59 2:洞爺、 キロ29 1:支笏、 キロ29 2:摩周、 キロ29 3:サロマ)が付けられた。国鉄分割民営化後も全車が引き継がれ、もえぎ色を使用した塗装に変更され活躍したが、老朽化により1997年までに全車廃車された。 '87.1 苗穂 P:佐々木裕治

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