鉄道ホビダス

2009年2月18日アーカイブ

DD51 501

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649輌製造されたDD51形の初期53輌は重連総括制御装置を備えていなかったが、その後は装備されることとなり番号も500番台へと変更された。よって本機は重連総括制御可能となったDD51形のトップナンバーである。その中で501〜592号機はブレーキの引き通し管を持たない半重連タイプと呼ばれたもので、JRに引き継がれたDD51形はすべて593号機以降の完全重連タイプのみなので半重連タイプのDD51形は現存しない。DD51 501号機は狩勝新線の開業を間近に控えた1966年に連番の502、503号機とともに釧路機関区に新製配置され、最盛期には40輌以上配置された同区のDD51形の長兄として1986年の廃車まで釧路機関区を離れることなく活躍した。写真は小樽発釧路行のハネ付き夜行普通列車「からまつ」を牽引する姿で、この写真撮影3日後のダイヤ改正でこの列車も廃止されてしまった。 '80.9.28 根室本線常豊(信)-上厚内 P:大沢敏文

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