鉄道ホビダス

2008年11月20日アーカイブ

クハ79 605(72系970番代)

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72系の台枠,台車,制御装置,ブレーキ装置および電機部品を利用して1975年に103系並の車体に更新改造した車輌であり、一族合計はクハ,モハそれぞれ10輌の計20輌であった。一貫して仙石線で使用され、当初は快速中心に運用をしていた、写真はその頃のものである。1983年より本家103系の転入により順次運用を離脱し休車となっていたが、1985年の川越線電化に際し今度は台車,制御装置,ブレーキ装置を103系並に交換改造し103系3000番代として再起した。写真のクハ79-605の種車はクハ79-451(1956年製)であり、103系化改造後はクハ103-3003として20年間働き、2005年10月に廃車となった。隣のクモハ73-327(1953年製)は、前面窓がHゴム支持の多い仙石線の72系の中にあって、原型スタイルを保つ貴重な存在だった。1980年5月に廃車となっている。 '76.5.27 仙石線 石巻 P:長谷川武利

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