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近鉄2250系冷房特急車

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1953(昭和28)年、近鉄大阪線用特急用電車として、昭和30年までにモ2250形10輌とサ3020形9輌が登場、在来の2200系を特別整備した特急車ともども特急車の増発ならびにグレードアップに貢献した。さらに吊掛け車ながら昭和32年すべてを冷房化改造、同時に車内電話やシートラジオのサービスも開始した。しかしいわゆる新旧ビスタカー、さらには11400系エースカーなどの高性能特急車の充実により2250系は徐々に一般車に格下げされ、3扉セミクロスシート車となった。冷房車は格下げ後も3扉セミクロス車ながら、主に急行電車に活躍し冷房機器の保守が困難となった昭和40年夏までは特別料金不要の一般列車に用いられた。なお冷房方式は、TcまたはTに冷房機器を搭載し、Mcにはヘッドライト部分から幌により冷気を送風する方式で、戦前、昭和12年に南海鉄道が2001系に用いた方式の流れを汲むものである。写真は上本町行き特急であるが、冷房の季節ではないので、ヘッドライト部分の冷房用ダクトの幌は装備してなかった。2250系は後にロングシート化され、さらには鮮魚列車などにも用いられ、一部は牽引車として1998年まで残存した。 '62.5 近鉄大阪線 高安 P:永野晴樹

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2008年7月   

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