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2006年12月27日アーカイブ

東急電鉄 旧デハ5000系

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1954(昭和29)年、この電車の登場時のことが今でも鮮烈な記憶として残っている。最初の編成が営業に就いた時は、渋谷~新丸子間の区間運転に用い、パンタグラフがあるのにモーターの「音がしない」(その当時の電車はすべて吊掛式)ので引率の父に、当時幼稚園児の私は「この電車はパンタグラフがあるのにクハなの?」と質問したところ、この電車は最新式のモーターをつけていて、父の会社(東芝)で造った! と自慢げに教えてもらった。数編成が増備されると、急行運転が復活した。当時の急行は、車内放送に当時珍しかったテープレコーダーによる女性アナウンスをするという力の入れようだった。この電車の設計最高速度は135㎞/hだそうだが、当時の東横線では急行でも80㎞/h程度のダイヤだったので、弱め界磁をカットしても急行運転に支障がなかった。写真は5000系が東横線の6連急行に活躍する、最も華やかな姿である。当時、初期の車輌は、ユニット窓やドアー窓の小型化が始められた時で、未改造で揃った急行は珍しかった。現在なお熊本電鉄に数輌が活躍。トップナンバーの5001は最近渋谷のハチ公前広場に登場したが、近年まで折角復元保管してあった歴史的車輌だけに、嘆かわしい限りである。  '71.3 東横線 代官山 P:永野晴樹

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