鉄道ホビダス

2006年7月13日アーカイブ

DD53 1

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DD53は高出力のロータリー式除雪機関車で、汽車会社において1965(昭和40)年〜1966(昭和41)年にかけて3輌が製造された。DD51が基本となっているが、車体は箱型で外観は大きく異なっている。DD51同様1100PSの機関を2基搭載しており、降雪量が少ない時は一方を除雪用、一方を走行用に使用、降雪量の多い時は両方の機関を除雪用に回し、DD20またはDE10が補機となり、後押しをする。降雪期以外はロータリーヘッドを外し、通常の本線運用に就くことが可能。写真のDD53 1は旭川配属時のもので、その後、新庄に転属、1987(昭和62)年、廃車となっている。現在、碓氷鉄道文化むら(群馬県)で、ロータリーヘッドを連結した状態で保存されている。 ’73.3.31 宗谷本線 和寒 P:田中一弘

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