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JR東日本 旧万世橋駅遺構を整備活用

 JR東日本では、環境配慮型オフィスビル「JR神田万世橋ビル」の建設工事を進めているが、隣接する赤レンガアーチ高架橋において、歴史的資源の活用として現存している旧万世橋駅のホームおよび階段の遺構(駅舎跡)を整備公開するほか、高架橋のアーチ内部についても、遺構と一体となった商業施設を展開する。

 旧万世橋駅部分は、現存する2箇所の旧駅舎の階段の遺構を通じて線路階の旧ホーム部まで上がって回遊を楽しめる施設とし、旧ホーム部では展望カフェ、屋外デッキを整備する。開業予定は2013(平成25)年夏で、整備運営は公益財団法人東日本鉄道文化財団が行なう。
 万世橋高架下開発は、高架下のアーチ内部空間について遺構と一体となった商業施設を展開。周辺エリアとつながるオープンスペースを設け、レンガアーチの景観を活かした新たな賑わいのある通路を創出するとともに、神田川側に親水デッキを設置して都心部の貴重な水辺空間で新たな水辺の風景を創出する。こちらは2013(平成25)年春以降開業予定で、運営会社は株式会社JR東日本ステーションリテイリング。
 また、「JR神田万世橋ビル」の2階には東京都認証保育所〔申請予定・2013(平成25)年4月開園予定〕、3階・4階にはラウンジ機能を有したコンファレンス事業〔2013(平成25)年春開業予定〕を展開し、地域の交流・学びの拠点づくりに取り組む。竣功は2013(平成25)年1月予定で、運営会社は株式会社ジェイアール東日本ビルディング。
 なお「JR神田万世橋ビル」の周囲の広場には、旧万世橋駅舎基礎の保存展示やレールを使ったモニュメントが設置される予定。

▼左:旧万世橋駅のホームの遺構(2006年撮影)。
 右:旧万世橋駅の東側階段の遺構(2006年撮影)。

写真:JR東日本プレスリリースより(以下イメージパースとも)。

▼旧万世橋駅遺構整備のイメージ。


▼神田川側に設置される親水デッキのイメージ。


▼「JR神田万世橋ビル」の完成イメージ。地上20階、地下2階で、1階は店舗、5~20階はオフィス(貸室)となる。

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