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日本初のステンレス電車が推薦産業遺産に

 東急車輛製造株式会社が保存している日本初のステンレス電車(東急デハ5201)、日本初のオールステンレスカー(東急デハ7052)と設計関連図面が、5月15日に日本大学駿河キャンパスで開催された産業考古学会第33回総会において、産業考古学会推薦産業遺産第82号に認定された。車輌メーカーが保存する車輌が推薦産業遺産に認定されたのはこれが初めて。

▼日本初のステンレス電車(東急デハ5201・奥)、日本初のオールステンレス車両(東急デハ7052・手前)及び設計関連図面(左下)。

P:東急車輛製造 ニュースリリースより

 総会では、同学会の玉川寛治会長から同社の前田秀幸車両生産統括部長(歴史記念館長)に推薦産業遺産認定証が授与され、杉山 隆技術開発室長が、ステンレス車輌の発達史と製品保存についてのスピーチを行なった。さらに、推薦人である同学会鉄道分科会の石本主査から、「現在ステンレス車輌は通勤電車の主流となっているが、その発展の礎となった日本初の製品が保存されていることは、技術史的に極めて意義深い」という推薦理由が述べられた。
 この認定を受けて同社は、8月23日(月)に行なわれた創立62周年記念式典にて推薦産業遺産認定証を横浜製作所歴史記念館に展示したほか、保存車輌の説明プレートに「推薦産業遺産」名板を取り付けた。
 また、11月には産業考古学会鉄道分科会主催の認定記念シンポジウムおよび見学会が計画されている。

詳しくはこちら(PDF形式/東急車輛製造 ウェブサイト内)

産業考古学会 ウェブサイト

東急車輛製造 ウェブサイト



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