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新潟鐵工所形式の最近の記事

 
473:NP128T
軸距:2100㎜ 車輪:860㎜ 軌間:1067mm
軸箱支持:緩衝ゴム式 枕ばね:空気ばね(ボルスタレス)

 1994(平成6)年登場のキハ2100形以来、関東鉄道の新潟鐵工所製新型気動車に採用されているボルスタレス台車。NP128Tは付随台車で、動台車はNP128Dを名乗る。第3セクター鉄道などで活躍するいわゆるNDCのものとは異なり、軸箱支持は緩衝ゴム式。
 写真は1997年に竜ヶ崎線用として誕生したキハ2000形のもの。
A Kiha-2000 type diesel train of the Kanto Railway Ryugasaki line. A 1994 debut.
関東鉄道キハ2000形:RailMagazine165号参照 1997.3.17 竜ヶ崎 P:RM

2009.2.10作成

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これまでに収録した関東鉄道・鹿島鉄道の台車
TS-102A TS-104 NA-6 NH38 NP120DFS210D) NP120TFS210DT) NP128D NP128T NF01HD NF01HT

 
438:NP117D
NP117D(動台車)

439:NP117T
NP117T(付随台車)
軸距:1800mm(動台車は1000+800mm) 車輪径:860mm 軌間:1067mm
軸箱支持:軸箱守(軸ばね) 枕ばね:コイルばね

 1985(昭和60)年に開業した由利高原鉄道のYR-1000形気動車の台車。国鉄型台車の流用でなく、また後に量産されるNDCシリーズのNP120系とも違った独自の台車で、動台車のみ1000+800mmの偏心構造を採用していることが特徴。
 写真は誕生時のもの。YR-1000形は後の改造により現在はYR-1500形となっている。
A YR-1000 type rail diesel car of the Yuri-Kogen railroad. A 1985 debut.
由利高原鉄道YR-1000形:RailMagazine24号参照 1985年 矢島 P:RM

2008.10.30作成

 
386:NP120D
NP120D(動台車/KR-502)

387:NP120T
NP120T(付随台車/KR-502)
軸距:1800mm 車輪径:762mm 軌間:1067mm
軸箱支持:軸箱守(軸ばね) 枕ばね:空気ばね

 1980年代後期から90年代初頭にかけての新潟鐵工所製軽快気動車(通称:NDC)に多く用いられた空気ばね台車。動台車は2軸駆動である。1987(昭和62)年に開業した会津鉄道納入車を筆頭に、北は秋田内陸縦貫鉄道から南はくま川鉄道まで、全国各地にその足跡を残した。住友金属形式はFS210DFS210DT。NDCでも90年代中頃から一回り大きいNP126系やボルスタレスとなったNP131系などに移行している。
 写真は1989年登場の鹿島鉄道KR-500形のもの。
A KR-500 type rail diesel car of the Kashima railroad. A 1989 debut.
竣功間もない鹿島鉄道KR-500形。2007年の鹿島鉄道廃止とともに全車引退した。 1989.6.7 石岡 P:RM

鹿島鉄道の創業から廃止までに在籍した機関車・客車・気動車をまとめたRMライブラリー106巻『鹿島鉄道-鹿島参宮鉄道・関東鉄道鉾田線-』が発売されました。ぜひご覧下さい。

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これまでに収録した関東鉄道・鹿島鉄道の台車
TS-102A TS-104 NA-6 NH38 NP120DFS210D) NP120TFS210DT) NP128D NP128T NF01HD NF01HT

2008.5.21作成

 
119:NH38
 新潟鐵工所製の気動車用菱枠型台車で、国鉄キハ42000形(キハ07)形TR29と同系のものである。写真は鹿島鉄道のキハ714(もと夕張鉄道キハ251)が履いているもの。同じように鹿島鉄道の前身であるかつての関東鉄道に在籍した車輌としては、キハ711〜713(もと三井芦別鉄道キハ101〜103)、キハ715(もと夕張鉄道キハ254)、キハ761〜763(もと雄別鉄道キハ49200Y1〜3)がNH38を履いていた。
軸距:2000mm 車輪径:860mm
軸箱支持:軸箱守(軸ばね) 枕ばね:板ばね

写真:2006.5.5 石岡 名取紀之
kashima714.jpg
キハ714は1953(昭和28)年製で、道内初の液体式変速機を搭載した気動車だった。1953年と言えば国鉄ではようやくキハ45000(後のキハ17)の投入を開始した年で、当時の炭礦鉄道の隆盛ぶりをうかがわせる車輌である。 2006.5.19作成 2007.5.31更新

参考文献
復刻版 私鉄の車両8 関東鉄道・鹿島鉄道・筑波鉄道
飯島 巌 森本富夫 諸河 久(2002年 ネコ・パブリッシング)

2006.5.19作成

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これまでに収録した関東鉄道・鹿島鉄道の台車
TS-102A TS-104 NA-6 NH38 NP120DFS210D) NP120TFS210DT) NP128D NP128T NF01HD NF01HT

 
54:NP128D
 1994(平成6)年登場のキハ2100形以来、関東鉄道の新潟鐵工所製新型気動車に採用されているボルスタレス台車。NP128Dは動台車で、付随台車はNP128Tを名乗る。第3セクター鉄道などで活躍するいわゆるNDCのものとは異なり、軸箱支持は緩衝ゴム式。
 写真は新潟トランシス製となった2004年登場のキハ2400形2402のものだが、台車形式は新潟鐵工所時代と同様である。
軸距:2100㎜ 車輪:860㎜
軸箱支持:緩衝ゴム式 枕ばね:空気ばね(ボルスタレス)

写真:2004.12.22 水海道 RM
kantetsu2402.jpg

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これまでに収録した関東鉄道・鹿島鉄道の台車
TS-102A TS-104 NA-6 NH38 NP120DFS210D) NP120TFS210DT) NP128D NP128T NF01HD NF01HT

2006.1.8作成