S-12 / 広島電鉄101(復元車) (日本車輌製造形式)
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S-12(101)
軸距:2591mm 車輪径:660mm
ブリル21Eを範とする国産単台車として全国各地の小型電車や路面電車で使用された日車S形の、貴重な現存かつ現役の個体。広島電鉄の復元車101号が履くもので、もとは1925年登場の150形(157号)が履いていたが、1984(昭和59)年の101号復元に際して再生された。以前ご紹介した静岡鉄道デワ1号のものと軸距は同じだが、車輪径の違いで随分違って見える。

2010.6.6 本川町−十日市町 P:高橋一嘉
2012.1.26作成
参考文献:「広島電鉄に復元車登場」島田雅登(『鉄道ファン』279号所収/1984年 交友社)
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N-104 N-104T / 札幌市交通局M101・Tc1 (日本車輌製造形式)

N-104T(T台車/Tc1)
軸距:1400mm 車輪径::610mm
軸箱支持:軸箱守(軸ばね) 枕ばね:エリゴ
1961(昭和36)年に登場した札幌市電の"親子電車"M101+Tc1の台車。610mmの小径車輪を使用し、軸距も1400mmとコンパクトにまとめられている。まくらばねにはエリゴを使用。M台車は1コモータ1軸つり掛け駆動。ラッシュ時に増結されたTc1は純粋な制御車ではなく、実際には台車はM+Tの組み合わせである。
"親子電車"は1組のみに終わったが、続いて登場した連接車A800形、A810形には同系のN-104Aが使用された。

現在は1輌で使用されるM101号。相棒のTc1号は交通資料館に展示されている。 2011.2 P:高橋一嘉
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参考:新千歳空港のM101風のモニュメントが編集長啓白で紹介されましたが、これは本物のM101号の運転台。
参考文献
『日車の車輌史 図面集-戦後私鉄編』『日車の車輌史 写真・図面集-台車編』
日本車両鉄道同好部・鉄道史資料保存会(1998・2000年 鉄道史資料保存会)
2011.12.15作成
LINK
札幌市電 ブリル79E改 N-104 N-104T TS-309
路面電車
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NS-11 / 広島電鉄350形 (日本車輌製造形式)
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NS-11(353)
軸距:1600mm 車輪径::660mm
軸箱支持:軸箱守(軸ばね) 枕ばね:コイルばね
1958(昭和33)年に登場した広島電鉄850形(現350形)の台車。850形は市内線から宮島線への直通運転を予定した間接制御車。台車も近代的なプレス鋼板溶接組立の台車枠を採用した。ただし、後続の直通車2000形のような、1台車2個モーターではなく、当時の市内線専用車より出力の大きい50kWのモーターを1台車に1基装備する。

今も市内線専用車として活躍を続ける350形。 2011.5.24 宇品二丁目 P:高橋一嘉
2011.12.2作成
参考文献
『復刻版 私鉄の車両3 広島電鉄』飯島 巖 青野邦明 荒川好夫
(2002年 ネコ・パブリッシング)
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ND-112(ND-113) / 富士急行5000形 (日本車輌製造形式)
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ND-112(モハ5001)
軸距:2100mm 車輪径:860mm
軸箱支持:軸箱守(ウイングばね) 枕ばね:コイルばね
1975(昭和50)年に登場した富士急行5000形電車の台車。5000形はMM'ユニット2輌編成でT台車の設定はなく、先頭側には雪掻器を装備する。ご覧の通り国鉄DT21をベースにしたものだが、組み合わされる駆動装置は国鉄とは違ってWNである(富士急は3100形で狭軌初のWNドライブを採用している)。
ちなみに『日車の車輌史 写真・図面集-台車編』によれば、本来ならば形式名はND-113であり、ND-112はインドネシア国鉄電車向けのものと重複しているという。

P:高橋一嘉
参考文献:
『日車の車輌史 写真・図面集-台車編』
日本車両鉄道同好部・鉄道史資料保存会(2000年 鉄道史資料保存会)
2011.9.20作成
LINK これまでに収録した富士急行関連の台車
NB-1 ND-112(ND-113) FS316
LINK これまでに収録したDT21近似の台車
FS342 KD207 NA-31 ND-112(ND-113)
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ND-320 / 東京都交通局10-000形 (日本車輌製造形式)
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ND-320(M台車/10-212)
軸距:2200㎜ 車輪径:860㎜
軸箱支持:円筒案内式 枕ばね:空気ばね(ダイレクトマウント)
都営地下鉄新宿線10-000形電車のうち、1980(昭和55)年新宿~東大島間開業時の増備車に組み合わされた台車。当初の10-000形が履いた近畿車輌製KD82と共通のもので、局形式も同じT-10を名乗る。MTとも同一形式。M台車に組み合わされる駆動装置はWN。
なお、車体と台車の組み合わせは製造当初に比べ変更されており、新宿開業時の車輌が全廃された現在でも10-300R形の中間車を含め、ND-320を履いた車輌が見られる。

2010.5.16 東府中-府中競馬正門前 P:高橋一嘉
参考文献:
『日車の車輌史 写真・図面集-台車編』
日本車両鉄道同好部・鉄道史資料保存会(2000年 鉄道史資料保存会)
2010.6.3作成
LINK これまでに収録した東京都交通局関連の台車
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ND-730T / 帝都高速度交通営団08系 (日本車輌製造形式)
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ND-730T(T台車)
軸距:2100㎜ 車輪径:860㎜
軸箱支持:モノリンク式 枕ばね:空気ばね(ボルスタレス)
2003年に就役した営団地下鉄(現・東京メトロ)半蔵門線用08系電車のT台車(M台車はND-730)。それまでの営団車輌でも実績のあったモノリンク式ボルスタレス台車だが、曲線走行性能改善のための軸ばね柔軟化やメンテナンス性の向上など、各種改良が施された。また日本車輌・住友金属・営団の共同開発という形になり、モノリンク式ながら形式名は日車形式となっている。

営団地下鉄08系:RailMagazine234号参照 2002.12.16 鷺沼車庫 P:RM
2010.5.14作成
LINK これまでに収録した東京メトロ関連の台車
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ND-730 / 帝都高速度交通営団08系 (日本車輌製造形式)
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ND-730(M台車/08-901)
軸距:2100㎜ 車輪径:860㎜
軸箱支持:モノリンク式 枕ばね:空気ばね(ボルスタレス)
2003年に就役した営団地下鉄(現・東京メトロ)半蔵門線用08系電車のM台車(T台車はND-730T)。それまでの営団車輌でも実績のあったモノリンク式ボルスタレス台車だが、曲線走行性能改善のための軸ばね柔軟化やメンテナンス性の向上など、各種改良が施された。また日本車輌・住友金属・営団の共同開発という形になり、営団の車輌では珍しい日車の形式を持つ。組み合わされる駆動装置はWN。

営団地下鉄08系:RailMagazine234号参照 2002.12.16 鷺沼車庫 P:RM
2010.5.11作成
LINK これまでに収録した東京メトロ関連の台車
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ND-707 ND-707T / 阿武隈急行8100系 (日本車輌製造形式)

ND-707T(T台車/AT8105)
軸距:2100mm 車輪径:860mm
軸箱支持:円錐積層ゴム式 枕ばね:空気ばね(ボルスタレス)
1988(昭和63)年、JR以外の民鉄では初の交流電車として登場した阿武隈急行8100系電車の台車。円錐積層ゴム式軸箱支持のボルスタレス台車だが、台車枠の形状は国鉄/JRのDT50系とは異なり、どちらかと言えばキハ183系500番代のDT53/54を思わせる。基礎ブレーキ装置はMTとも踏面両抱き(台車の写真はモノクロです)。

阿武隈急行8100形:RailMagazine52号 1987.12.2 日本車輌 P:RM
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NS-18 NS-19 / 熊本市交通局8200形 (日本車輌製造形式)

NS-19(T台車/8202)
軸距:M:1800mm T:1400mm 車輪径:660mm
軸箱支持:シェブロン式 枕ばね:コイルばね
新造車としては日本初のVVVFインバータ制御車として誕生した熊本市電8200形電車の台車。M台車は直角カルダン駆動による1モータ2軸駆動で、MTで400mm異なる軸距、内側軸受方式、シェブロン式軸箱支持、防音車輪の採用など、2年前に広島・長崎向けに製作された軽快電車用台車との共通点が多いが、こちらは枕ばねに油圧ダンパ併用のコイルばねを用いている。基礎ブレーキ装置は油圧キャリパによるディスクブレーキ(M台車:1軸1枚、T台車:1軸2枚)。またM台車に見える砂箱は当初からの装備である。

2009.10.19 西辛島町-辛島町 P:高橋一嘉
参考文献
「熊本市交通局8200形電車」細井正博(『鉄道ピクトリアル』408号所収/1982年 電気車研究会)
LINK
これまでに収録した熊本市交通局関連の台車 OK-10C OK-10D NS-18 NS-19
これまでに収録した路面電車関連の台車
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NS-20 / 富山地方鉄道デ8000形 (日本車輌製造形式)
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NS-20(デ8001)
軸距:1600mm 車輪径:660mm
軸箱支持:円錐積層ゴム 枕ばね:エリゴばね
1993年に登場した富山地方鉄道デ8000形電車の台車。円錐積層ゴム式の軸箱支持は日本車輌製の台車ではおなじみだが、当時の路面電車用台車としては珍しい。基礎ブレーキ装置はユニットブレーキによる踏面片押し。駆動方式はTD継手による平行カルダン(1個モータ1軸駆動)。

富山地方鉄道デ8000形:RailMagazine121号参照 1993.7.26 南富山 P:RM
参考文献:
『日車の車輌史 写真・図面集-台車編』
日本車両鉄道同好部・鉄道史資料保存会(2000年 鉄道史資料保存会)
2009.7.3作成
LINK
これまでに収録した富山地方鉄道関連の台車
TT-53 NA-307 ND-706 N-110 NS-20
これまでに収録した路面電車用台車
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N-110 / 富山地方鉄道デ7000形 (日本車輌製造形式)
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軸距:1400mm 車輪径:660mm
軸箱支持:軸箱守(軸ばね) 枕ばね:エリゴばね
富山地方鉄道富山軌道線デ7000形電車のうち、1965年製の7018以降が履く台車。すでに消滅した7001~7011(7004欠)はN-102というユニークな構造の軸梁式台車を履いていたが、それに比べれ7012以降はオーソドックスな軸ばね式となった。ただ、枕ばねの台座の中をボルスタアンカーが貫通しているのは他では見覚えがない。台車枠はプレス鋼板溶接組み立て。駆動方式は吊り掛け式。
形式は7012~7015がN-103、7016・7017および加越能鉄道(現・万葉線)7000形がN-105、7018~7023がこのN-110と分かれているが、少なくとも外観上はほぼ同様に見受けられる。また、加越能鉄道7060形、7070形は同系のN-110A、N-110Bを履く。

2008.8.9 南富山 P:高橋一嘉
参考文献
『復刻版 私鉄の車両10 富山地方鉄道』飯島 巌 西脇 恵 諸河 久
(2002年 ネコ・パブリッシング)
『日車の車輌史 図面集-戦後私鉄編』
日本車両鉄道同好部・鉄道史資料保存会(1998年 鉄道史資料保存会)
2009.6.29作成
LINK
これまでに収録した富山地方鉄道関連の台車
TT-53 NA-307 ND-706 N-110 NS-20
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NA-307 / 富山地方鉄道モハ14720形 (日本車輌製造形式)
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NA-307(14722)
軸距:2100mm 車輪径:860mm
軸箱支持:軸箱守(ウイングばね) 枕ばね:空気ばね
1962(昭和37)年に登場した富山地方鉄道14720形(モハ14721・14722)の台車。地鉄の空気ばね台車としては前年に登場した10020形のNA-303/NA-303Tに続くもので、台車枠は鋼板溶接組立。駆動装置は中空軸平行カルダン。当初、14720形の中間車であったサハ222(現在はTc化によりクハ172)用として対応するT台車:NA-307Tも存在する。

2009.6.14 越中舟橋-越中三郷 P:高橋一嘉
参考文献:
『日車の車輌史 写真・図面集-台車編』
日本車両鉄道同好部・鉄道史資料保存会(2000年 鉄道史資料保存会)
『復刻版 私鉄の車両10 富山地方鉄道』飯島 巌 西脇 恵 諸河 久
(2002年 ネコ・パブリッシング)
2009.6.22作成
LINK
これまでに収録した富山地方鉄道関連の台車
TT-53 NA-307 ND-706 N-110 NS-20
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NS-14 / 岡山電気軌道7100形 (日本車輌製造形式)
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NS-14(7101)
軸距:1400mm 車輪径:660mm
軸箱支持:軸箱守(軸ばね) 枕ばね:コイルばね
1959(昭和34)年に登場した秋田市交通局(秋田市電)200形201号用として製造された台車。一体鋳鋼製台車枠、主電動機は1基を外掛け。駆動方式は吊り掛け式ながら当初は弾性車輪を装備していた(現在はスポーク車輪に変更)。同年増備された202号用のものは一部改良によりNS-14Aに区分されている。
200形は1966(昭和41)年の秋田市電廃止後、2輌とも岡山電気軌道に譲渡され1000形となり、1981(昭和56)年に7100形に更新され、NS-14は7101号が履いている。

2009.5.4 県庁通り-西大寺町 P:高橋一嘉
参考文献
『日車の車輌史 写真・図面集-台車編』
日本車両鉄道同好部・鉄道史資料保存会(2000年 鉄道史資料保存会)
2009.5.20作成
LINK
これまでに収録した岡山電気軌道関連の台車
KS40J FS70 NS-14 NS-14A KD202 たま電車を見る
これまでに収録した路面電車関連の台車
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ND-701 (日本車輌製造形式)
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ND-701 1996.9.25 日本車両豊川製作所 P:RM
軸距:2200mm 車輪径:860mm 軌間:1067mm
軸箱支持:円錐積層ゴム 枕ばね:空気ばね(ボルスタレス)
1980(昭和55)年に製造された日本車輛初の試作ボルスタレス台車。ユニットブレーキや円錐積層式の軸箱支持など、国鉄DT50系をはじめその後の台車で本格採用される技術が盛り込まれたもので、名鉄モ7714が履いて長期間にわたり本線上で試験を行った。牽引装置はZリンク式。
参考文献
『日車の車輌史 写真・図面集-台車編』
日本車両鉄道同好部・鉄道史資料保存会(2000年 鉄道史資料保存会)
2009.2.27作成
LINK これまでに収録した名鉄関連の台車
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NA-6 / 関東鉄道キハ500形 (日本車輌製造形式)
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NA-6(キハ502)
軸距:2100mm 車輪径:860mm 軌間:1067mm
軸箱支持:軸箱守(ウイングばね) 枕ばね:コイルばね
1959(昭和34)年に登場した常総筑波鉄道キハ500形のうちキハ503~505が履いた動台車(付随台車はNA-6T)。501・502のNA-302/NA-302Tが空気ばねであったのに対してこちらコイルばね。登場直後に501・502と504・505の番号が入れ替えられており、結果、NA-6を履くのは501~503となった。なお、派生形式のNA-6A/NA-6ATおよびNA-6B/NA-6BTが同和鉱業キハ2100形で採用されている。

常総線で活躍していたキハ502。当初、キハ500形は全車筑波線配置であったが、後に501・502は常総線に転属、筑波鉄道に継承された503~505は1987年の路線廃止と共に、また501・502も1991年に廃車となっている。 1985年 水海道 P:RM
参考文献
『復刻版 私鉄の車両8 関東鉄道・鹿島鉄道・筑波鉄道』
飯島 巌 森本富夫 諸河 久(2002年 ネコ・パブリッシング)
LINK
これまでに収録した関東鉄道・鹿島鉄道の台車
TS-102A TS-104 NA-6 NH38 NP120D(FS210D) NP120T(FS210DT) NP128D NP128T NF01HD NF01HT
2009.2.5作成
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ND-721 ND-721T / 名古屋市交通局3050系 (日本車輌製造形式)

ND-721T(T台車/3251)
軸距:2100mm 車輪径:860mm 軌間:1067mm
軸箱支持:円錐積層ゴム 枕ばね:空気ばね(ボルスタレス)
1993年に登場した名古屋市営地下鉄鶴舞線の3050系電車の台車。同じ1067mm軌間パンタグラフ集電でも桜通線用6000系や上飯田線用7000系とは異なり軸箱支持には円錐ゴムを用いている。牽引装置はZリンク式。基礎ブレーキ装置はMTとも踏面片押し。

名古屋市交通局3050系:RailMagazine116号参照 1993.2.24 日進工場 P:RM
2009.1.29作成
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K-10 / 函館市交通局500形 (日本車輌製造形式)
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K-10(530)
軸距:660mm 車輪径:1500mm 軌間:1372mm
軸箱支持:軸箱守(ウイングばね) 枕ばね:板ばね
D形のような平鋼と山形鋼で組み立てた台車枠にウイングばね支持の軸箱周りを組み合わせた日車K形台車の一種(10は心皿荷重を表わす)。もともとK形は九州電気軌道(後の西鉄北九州線)や山陽電気軌道(山口県)など比較的高速走行の多い路面電車向けに製造されたものであったが、東京市電5000形の増備車(1944年)に局形式D14として採用されたのを機に戦時統制型に指定され、戦後各地の路面電車で採用、他メーカーでも同系の台車が製造された。現在でも函館市電や長崎電気軌道にその姿が見られる。
写真は1948(昭和23)年登場の函館市電500形のもの。

2008.6.8 駒場車庫前 P:高橋一嘉
参考文献
『日車の車輌史 図面集-戦後私鉄編』『同 写真・図面集-台車編』
日本車両鉄道同好部・鉄道史資料保存会(1998・2000年 鉄道史資料保存会)
LINK
これまでに収録した函館市交通局の台車 Brill21E-1 K-10 D-20 FS77A
これまでに収録した路面電車関連の台車
2008.6.22作成
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ND-740 ND-740T / 名古屋市交通局N1000形 (日本車輌製造形式)
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ND-740(M台車・集電靴あり/N1401) 写真:2007.1.4 藤が丘工場 RM(K)

ND-740(M台車・集電靴なし/N1401) 写真:2007.1.4 藤が丘工場 RM(K)

ND-740T(T台車/N1101) 写真:2007.1.4 藤が丘工場 RM(K)
名古屋市交通局東山線用N1000形電車(2008年就役)の台車。在来の5050形と同じく円錐積層ゴム式軸箱支持のボルスタレス台車だが、低床化によるバリアフリー化に対応した構造。車輪はこれまでの東山線車輌で採用されていた弾性車輪に代え、ゴムサンドイッチ型の防音リングを備えた一体圧延防音車輪が採用された。基礎ブレーキ装置はM台車・T台車とも空気圧式ディスクブレーキ。第三軌条方式のためM台車・T台車とも集電靴取り付け可能で、M2車の藤が丘方台車およびM2'車の高畑方台車以外はすべて集電靴が取り付けられている。
軸距:1800mm 車輪径:760mm 軌間:1435mm
軸箱支持:円錐積層ゴム 枕ばね:空気ばね(ボルスタレス)

名古屋市交通局N1000形:RailMagazine295号参照 2008.3.10作成
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NT-7K / 三岐鉄道サハ140形 (日本車輌製造形式)
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NT-7K(サハ146) 写真:2008.1.3 阿下喜 高橋一嘉
三重交通三重線(現・近鉄内部・八王子・湯ノ山線の総称)用として1960(昭和35)年から日本車輌が製造した付随車サ2000形の台車。前年登場の3車体連節電車モ4400形(現・三岐鉄道北勢線200系)用のND-106系に準じたもので、軽便用ながらオイルダンパを併用するオールコイルばね仕様のウイングばね台車である。なお、日車の台車形式のうち「NT」は客車・貨車および一部の電車・ディーゼル動車用付随台車の区分だが、ほとんどが輸出用車輌か製鉄所内の貨車向けで、国内の営業路線に向けられたものは極めて少ない。
サ2000形は湯ノ山線の改軌とともに北勢線に転属、近鉄合併によりサ140形に改番。その後、北勢線の近代化とともに制御車に改造されたものもあるが、三岐鉄道に移管後に再び中間車化されたものもあり、さらに冷房化されたものなど、現在の形態は様々である。写真は冷房化されたサハ146のもの。
軸距:1400mm 車輪径:600mm 軌間:762mm
軸箱支持:軸箱守(ウイングばね) 枕ばね:コイルばね

2008.1.14作成
参考文献
『日車の車輌史 写真・図面集-台車編』
日本車両鉄道同好部・鉄道史資料保存会(2000年 鉄道史資料保存会)
LINK
これまでに収録した近畿日本鉄道関連の台車
これまでに収録した三岐鉄道関連の台車
KBD-107 FS14 FS342 NT-7K KD219 KD219A
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NS-14A / 岡山電気軌道7100形 (日本車輌製造形式)
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NS-14A(7102) 写真:2007.11.19 西大寺町 高橋一嘉
NS-14は1959(昭和34)年に登場した秋田市交通局(秋田市電)200形201号用として製造された台車。一体鋳鋼製台車枠、主電動機は1基を外掛け。駆動方式は吊り掛け式ながら当初は弾性車輪を装備していた(現在はスポーク車輪に変更)。『日車の車輌史』によれば同年増備された202号用のものは「側受が強化され枕ばね覆い上に左右動ストッパゴムが付いた」とのことで、NS-14Aに区分されている。外観上は枕ばね上に見える2本のボルトが識別点のようだ。
200形は1966(昭和41)年の秋田市電廃止後、2輌とも岡山電気軌道に譲渡され1000形となり、1981(昭和56)年に7100形に更新された。写真は7102号が履くNS-14A。
軸距:1400mm 車輪径:660mm 軌間:1067mm
軸箱支持:軸箱守(軸ばね) 枕ばね:コイルばね

2007.12.22作成
参考文献
『日車の車輌史 写真・図面集-台車編』
日本車両鉄道同好部・鉄道史資料保存会(2000年 鉄道史資料保存会)
LINK
これまでに収録した岡山電気軌道関連の台車
KS40J FS70 NS-14 NS-14A KD202 たま電車を見る
これまでに収録した路面電車関連の台車
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NS-508B / 広島電鉄2000形 (日本車輌製造形式)
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NS-508B(2009) 写真:2007.11.16 天満町 高橋一嘉
広島電鉄2000形のうち、2500形登場後の1962(昭和37)年から増備された2004~2009号の台車。2001~2003号のNS-504と同じく日車製トーションバー台車で、軸距は50mm長い。同系のNS-508A、NS-508C、NS-508Dは連節車2500形(現・3100形)用である。
日車製トーションバー台車は国鉄でも試用されたが、実用としては遠州鉄道と広島電鉄のほか、いくつかの輸出用車輌で採用されたに留まった。
軸距:1650mm 車輪径:660mm 軌間:1435mm
軸箱支持:円筒案内式 枕ばね:トーションバー

宮島口に向け広電本社前を発車する2007-2006号。 2007.12.16作成
参考文献
『復刻版 私鉄の車両3 広島電鉄』
飯島 巖 青野邦明 荒川好夫(2002年 ネコ・パブリッシング)
『日車の車輌史 写真・図面集-台車編』
日本車両鉄道同好部・鉄道史資料保存会(2000年 鉄道史資料保存会)
LINK
これまでに収録した広島電鉄関連の台車
これまでに収録した路面電車関連の台車
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NS-504 / 広島電鉄2000形 (日本車輌製造形式)
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NS-504(2003) 写真:2007.11.16 天満町 高橋一嘉
日本車輌の台車形式のうち、500番代はスイス・SIG社との技術提携により製作されたトーションバー台車の区分。その名の通り、枕ばねにコイルばねや板ばねに代わってトーションバー(ねじり棒ばね)を用いたものである。このNS-504は広島電鉄2000形電車のうち、1960(昭和35)年に登場した2001~2003号に組み合わせられたもの。2000形は市内線・宮島線直通用であり、路面電車スタイルながら1台車2個モータ(吊り掛け駆動)である。写真は2003号のもの。軸受部分に日車の社紋とともにSIG社のロゴがある。なお、2004号以降はNS-508Bに変更されている。
軸距:1600mm 車輪径:660mm 軌間:1435mm
軸箱支持:円筒案内式 枕ばね:トーションバー

2007.12.13作成
参考文献
『復刻版 私鉄の車両3 広島電鉄』
飯島 巖 青野邦明 荒川好夫(2002年 ネコ・パブリッシング)
『日車の車輌史 写真・図面集-台車編』
日本車両鉄道同好部・鉄道史資料保存会(2000年 鉄道史資料保存会)
LINK
これまでに収録した広島電鉄関連の台車
これまでに収録した路面電車関連の台車
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ND-739 ND-739T ND-739TA / 小田急電鉄60000形MSE (日本車輌製造形式)
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ND-739(デハ60401) 写真:2007.10.19 大野工場 RM

ND-739T(クハ60551連結側) 写真:2007.10.19 大野工場 RM

ND-739TA(クハ60551運転台側) 写真:2007.10.19 大野工場 RM
2008年3月営業開始予定の小田急電鉄の特急電車60000形MSEの台車。今回は50000形VSEのような連節構造ではないものの、軸箱支持方式は50000形に続いて積層ゴム軸箱片支持式を採用している。形式はND-739(中間M台車)、ND-739T(中間T台車)、ND-739TA(先頭T台車/駐車ブレーキ付き)の3種類。M台車とT台車で車輪径が異なる。M台車に組み合わされる駆動装置はWNドライブ。基礎ブレーキ装置はユニットブレーキによる踏面片押しで、T台車は1軸2枚のディスクブレーキを併用する。
軸距:2100mm 車輪径:M台車:860mm T台車:810mm
軸箱支持:積層ゴム軸箱片支持式 枕ばね:空気ばね(ボルスタレス)

小田急電鉄60000形MSE:RailMagazine295号参照 2007.10.19作成 2008.2.10更新
LINK
これまでに収録した小田急電鉄関連の台車
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ND-719 / 名古屋鉄道8500系 (日本車輌製造形式)
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ND-719(キハ8502) 写真:1991.2.4 枇杷島分岐点 RM
1991年3月ダイヤ改正から就役した名鉄の特急<北アルプス>用気動車8500系の動台車で、1軸駆動、付随台車の設定はない。基礎ブレーキ装置は踏面両抱き。牽引装置はZリンク式。連結相手であったJR東海キハ85系のC-DT57に近似のボルスタレス台車だが、JRと名鉄の車輌限界の違いから空気ばねの左右間隔が異なる。
写真は登場時のもの。2001年に<北アルプス>が廃止された後、8500系は会津鉄道に譲渡された。
軸距:2100mm 車輪径:860mm 軌間:1067mm
軸箱支持:円錐積層ゴム式 枕ばね:空気ばね(ボルスタレス)

名古屋鉄道8500系:RailMagazine90号参照 2007.10.9作成
参考文献
『日車の車輌史 写真・図面集-台車編』
日本車両鉄道同好部・鉄道史資料保存会(2000年 鉄道史資料保存会)
LINK
これまでに収録した名古屋鉄道関連の台車
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NC-2 / シキ160 (日本車輌製造形式)
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NC-2(車端側) 拡大可
写真:2007.7.4 日本AEパワーシステムズ千葉事業所 RM(青柳 明)

NC-2(中央側) 写真:2007.7.4 日本AEパワーシステムズ千葉事業所 RM(青柳 明)
1955(昭和30)年、日本車輌が製作した富士電機所有の130トン積吊掛式大物車、シキ160の台車。各軸距1550mmの3軸台車が4組使用される。当初は車輪径860mmであったが、後の改造により800mmに変更されている。
このシキ160は日本AEパワーシステムズの所有となった後、2002年に廃車されたが、2007年7月に貨物鉄道博物館に収蔵された。
軸距:1550mm×2 車輪径:800mm 軌間:1067mm

2007.7.27作成
参考文献
『RM LIBRARY93 大物車のすべて(下)』吉岡心平(2007年 ネコ・パブリッシング)
『日車の車輌史 写真・図面集-台車編』
日本車両鉄道同好部・鉄道史資料保存会(2000年 鉄道史資料保存会)
LINK
これまでに収録した貨車用台車 TR213 FT1 FT2 FT12 NC-2
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日本車輌S形 / 静岡鉄道デワ1 (日本車輌製造形式)
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日本車輌S形(海側) デワ1 写真:2007.5.20 長沼車両工場 高橋一嘉

日本車輌S形(山側) デワ1 写真:2007.5.20 長沼車両工場 高橋一嘉
日本車輌が大正から昭和初期にかけて製造した電車用単台車。米国J.G.Brill社の名品、Brill21Eをモチーフに国産化したもので、各地の路面電車を中心に、各々の仕様に合わせ軸距などを変更しつつ多数製造されたが、現在線路上に残るものは数少ない。写真は静岡鉄道の電動貨車デワ1(1926/大正15)年製のもの。輸入品のスケッチから始まった初期の国産台車の姿を今に伝える貴重な存在である。
軸距:2591mm(8ft6in) 車輪径:838mm(33in) 軌間:1067mm(3ft6in)

現在も素晴らしい状態で保管されているデワ1。正に“静岡の至宝”と言うべき存在である。 2007.5.21作成
参考文献
『日車の車輌史 写真・図面集-台車編』
日本車両鉄道同好部・鉄道史資料保存会(2000年 鉄道史資料保存会)
「台車のすべて(1)(2)」吉雄永春(『鉄道ピクトリアル』No.78・79所収/1958年 電気車研究会)
LINK
これまでに収録した静岡鉄道関連の台車 日車S形 FS363 FS363T TS-812 TS-813
これまでに収録した路面電車関連の台車
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MCB-1 / 名古屋鉄道モ510形 (日本車輌製造形式)
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MCB-1(モ514) 写真:2003.5.11 競輪場前 高橋一嘉
1926(大正15)年に登場した美濃電気軌道セミボ510形、後の名鉄モ510形の台車である。前作DB505形(後の名鉄モ520形)ではBrill27MCB-1が採用されたが、これはBrill製を範とした日本車輌による和製MCB。大正、昭和、そして平成と走り続けた、名優の台車である。
軸距:6ft6in(1981mm) 車輪径:33in(838mm) 軌間:3ft6in(1067mm)
軸箱支持:軸箱守(釣合梁) 枕ばね:板ばね

2007.4.1作成
参考文献:『日車の車輌史 図面集-戦前私鉄編 上』日本車両鉄道同好部・鉄道史資料保存会(1996年 鉄道史資料保存会)
LINK
名鉄モ510形ミニディテールファイル
名鉄モ510を聴く
これまでに収録した名古屋鉄道関連の台車
これまでに収録した路面電車関連の台車
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NB-1 / 富士急行3100形 (日本車輌製造形式)
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NB-1 写真:1996.6.16 河口湖 高橋一嘉
1956(昭和31)年に登場した富士山麓電気鉄道(現・富士急行)3100形電車の台車。1067mm軌間の電車で初めてWN駆動を採用したことで知られる3100形だが、台車自体もかなり個性的で、軸箱支持方式は軸梁の台車中央側(枕ばね側)を台車枠から伸びる球体で受け、外側のみに軸ばね(コイルばね)を配したもので、軸梁式の一種だという。溶接組立の台車枠も個性的な外観で、かなり凝った書体の銘板が取り付けられていた。
軸距:2100mm 車輪径:860mm
軸箱支持:軸梁式 枕ばね:コイルばね

お別れイベントでの3100形。晩年は運用されることも少なかったようで、さびしい姿になっていた。隣に見えるのは"ネコ"こと元小田急2200形の5700形。
写真:1996.12.8 河口湖 高橋一嘉 2007.2.23作成
参考文献:『日車の車輌史 写真・図面集-台車編』
日本車両鉄道同好部・鉄道史資料保存会(2000年 鉄道史資料保存会)
LINK これまでに収録した富士急行関連の台車 NB-1 ND-112(ND-113) FS316
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D-12 / 名古屋鉄道モ600形 (日本車輌製造形式)
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私鉄電車ファンにはお馴染みの日車製釣合梁台車、D形の一種で、12は心皿荷重を表す。名古屋鉄道美濃町線のモ600形電車のうち、603~606号が履いていたもので、1970(昭和45)年の新造時にモ180形からの流用されたものと伝えられる。モ180形は香川県坂出~琴平間を結んだ琴平急行電鉄の1形電車として1929(昭和4)年に日本車輌で製造されたもので、第2次大戦中の1944(昭和19)年に不要不急路線として琴平急行が休止になった際、名鉄に譲渡されていた。
香川から愛知へ、そして岐阜の路面電車へと数奇な運命を辿った台車も、2005年、名鉄岐阜600V線区の終焉と共に、76年の生涯に幕を下ろした。
軸距:2000㎜ 車輪径:860㎜
軸箱支持:軸箱守(釣合梁) 枕ばね:板ばね
写真:2003.6.28 徹明町 高橋一嘉
名古屋鉄道美濃町線モ600形走行音のページ
http://rail.hobidas.com/bogie/archives/2006/11/606.html

2006.11.14作成
参考文献
「名鉄600形のD-12台車」清水 武・神田 功(『鉄道ピクトリアル№694』所収/2000年 電気車研究会)
『路面電車ガイドブック』東京工業大学鉄道研究部(1976年 誠文堂新光社)
LINK
これまでに紹介した名古屋鉄道関連の台車
これまでに収録した路面電車関連の台車
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NA-7 / 箱根登山鉄道モハ1形 (日本車輌製造形式)
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箱根登山鉄道モハ1形電車の一部が履く台車、駆動方式は吊掛式。モハ1形はもともとはブリル27E2を履いていたが、1960(昭和35)~1961(昭和36)年に新製の日本車輌製NA‐7、NA‐7A、東急車輌製TS‐110に振り替えられた。NA‐7は揺れ枕吊りのないインダイレクトマウント構造で、当初は枕ばねにエリゴばねを使用していたが、現状ではコイルばねのように見受けられる。中央部にレール圧着ブレーキを装備するのは他の箱根登山鉄道の台車と同様である。
写真はモハ1形106号が履いているもの。
軸距:1800mm 車輪径:864mm
軸箱支持:軸箱守(ウイングばね) 枕ばね:エリゴばね(製造当初)
写真:2006.3.5 強羅 高橋一嘉

強羅に到着した106号。木造車体にブリル27E2を履いた戦前のチキ1形6号時代の姿は、RM LIBRARY70『昭和10年 東京郊外電車ハイキング(上)』で見ることができる。 2006.9.16作成 2007.2.4更新
参考文献:
『日車の車輌史 写真・図面集-台車編』
日本車両鉄道同好部・鉄道史資料保存会(2000年 鉄道史資料保存会)
LINK
これまでに収録した箱根登山鉄道の台車 TS-110A TS-330 TS-330A NA-7
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NA-31 / 栗原電鉄M182・183 (日本車輌製造形式)
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1971(昭和46)年に2輌が日本車輌で製造された福島交通飯坂線のモハ5300形電車の台車。国鉄DT21にそっくりのウイングばね台車だが、組み合わされる駆動装置は吊掛式である。
モハ5300形は1991年の飯坂線昇圧に伴う7000系電車の投入により、栗原電鉄(現くりはら田園鉄道)に譲渡され、M182・183となったものの、1995年に栗原電鉄が内燃動力に変更となったため廃車となった。写真は廃車後、若柳駅構内に留置されていたM183のもの。
軸距:2100㎜ 車輪径:860㎜
軸箱支持:軸箱守(ウイングばね) 枕ばね:コイルばね
写真:2006.5.21 若柳 高橋一嘉

飯坂線時代のモハ5318。福島交通では形式問わず番号の末尾を通し番号としていたため、モハ5300形は5318・5319の2輌であった。 1990.5.14 花水坂-医王寺前 P:RM 2006.8.5作成 2007.5.31更新
参考文献:
『日車の車輌史 図面集 戦後私鉄編』
日本車両鉄道同好部・鉄道史資料保存会(1998年 鉄道史資料保存会)
これまでに収録した福島交通関連の台車 TS-301 TS-701
これまでに収録した栗原電鉄関連の台車 FS21 FU-30D FU-30T
これまでに収録したDT21近似の台車 FS342 KD207 NA-31 ND-112(ND-113)
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ND-731 ND-731T / 愛知環状鉄道2000系 (日本車輌製造形式)

ND-731T/T台車(2201号)
開業時から活躍してきた100・200・300形電車の置き換え用として、2003年に誕生した愛知環状鉄道2000系電車の台車。車体同様、JR東海313系電車のC-DT63A/C-TR251に近似のヨーダンパ付きボルスタレス台車である。基礎ブレーキ装置はM台車:踏面片押し、T台車:ディスクブレーキ。
軸距:2100mm 車輪径:860mm
軸箱支持:円錐積層ゴム式 枕ばね:空気ばね(ボルスタレス)
写真:2003.1.9 北野桝塚 RM

愛知環状鉄道2000系:RailMagazine235号参照 2006.6.3作成
これまでに収録した愛知環状鉄道関連の台車
ND-708
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ND-708 / えちぜん鉄道モハ6101形 (日本車輌製造形式)
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愛知環状鉄道が1988(昭和63)年の開業時に投入した100・200・300形電車のM台車(200形の履くT台車はND-708A)。国鉄DT50系をベースとした円錐積層ゴム式軸箱支持のボルスタレス台車で、牽引装置はZリンク式を採用している。100・200・300形電車は愛知万博終了後、2005年11月のさよなら運転を最後に愛知環状鉄道から引退したが、えちぜん鉄道に譲渡されモハ6001形、6101形となって活躍を続けており、台車も引き続きND-708を履いている。
写真はえちぜん鉄道モハ6108のもの。
軸距:2100㎜ 車輪径:860㎜
軸箱支持:円錐積層ゴム式 枕ばね:空気ばね(ボルスタレス)
写真:2006.3.19 福井口 高橋一嘉

勝山駅で顔を揃えたえちぜん鉄道6101形。愛環時代と基本的な造形に変更はないが、塗色の変更とスカートの取り付けで印象は大きく変わり、すっかり“越前”の電車になっている。 2006.3.31作成
参考文献:
『日車の車輌史 写真・図面集-台車編』
日本車両鉄道同好部・鉄道史資料保存会(2000年 鉄道史資料保存会)
これまでに収録した愛知環状鉄道関連の台車 ND-708 ND-731 ND-731T
これまでに収録したえちぜん鉄道関連の台車 ND-708 FS107
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C-9/福井鉄道デキ11 (日本車輌製造形式)
福井鉄道の名物的存在、除雪用機関車デキ11が履いている鋳鋼製台車枠の台車。日本車輌が路面電車や小型の郊外電車用として製造したC形台車の一種である。
もともとは1933(昭和8)年、福井鉄道の前身である福武電気鉄道が福井市街地の軌道線を開業する際に新造した小型高床式ボギー車デハ21~24(後の福井鉄道モハ61~64)が履いていたもの。デキ11自体は1923(大正12)年梅鉢鉄工場製だが、この台車はモハ60形からモハ500・510形(昭和44年廃車)を経てデキ11に振り替えられたものとされている。
今春からLRVの運行を開始する福井鉄道の軌道線区間の歴史を見続けてきた台車である。
軸距:1500㎜ 車輪径:860㎜
軸箱支持:軸箱守(軸ばね) 枕ばね:板ばね
写真:1995.9.13 福井新 高橋一嘉
参考文献:
『日車の車輌史 写真・図面集-台車編』
日本車両鉄道同好部・鉄道史資料保存会(2000年 鉄道史資料保存会)
「私鉄車両めぐり90 福井鉄道〔下〕」酒井英夫
(『鉄道ピクトリアル№218』所収/1971年 電気車研究会)
2006.2.15作成
これまでに収録した福井鉄道関連の台車
C-9 FS363 FS363T FS507 FS007 FS567
これまでに収録した路面電車関連の台車のリンク
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ND-735 ND-735T/小田急電鉄50000形VSE (日本車輌製造形式)
ND-735(M台車)

ND-735T(T台車)
2005年3月に就役した小田急電鉄のロマンスカー、50000形VSEの中間連節台車である。10000形HiSE以来、久々に復活した伝統の連節構造だが、台車は小田急ロマンスカーとしては初めての日本車輌製となった。中間台車は枕ばねの空気ばねを車体の重心に近い位置に配置する、連節車ならではの高位置空気ばね車体支持方式を採用。車体傾斜制御によって曲線通過時で最大2度車体を傾斜させて遠心力を打ち消す。さらに、台車そう舵制御も採用されており、これらによって車内の快適性と走行安定性のさらなる向上が図られた。牽引装置はZリンク式。基礎ブレーキ装置はユニットブレーキによる踏面片押し。配置は中間では編成中央の5・6号車間のみがT台車である。
軸距:2200mm 車輪径:860mm
軸箱支持:積層ゴム軸箱片支持式 枕ばね:空気ばね(ボルスタレス)
写真:2004.11.29 大野工場 RM

試運転時のVSE。通常はこのようにスカートに隠れている先頭台車はT台車で、形式はND-736T。展望室の室内空間確保のために車輪径が762mmに抑えられている。また、先頭車のヨーイングを抑制するためのフルアクティブ制振制御用ダンパを装備している。
小田急電鉄50000形VSE:RailMagazine260(2005年5月)号参照
2006.2.12作成
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ND-110/高松琴平電気鉄道600形 (日本車輌製造形式)
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1964(昭和39)年に登場した名古屋市営地下鉄1号線(後の東山線)の200・600形電車から採用された台車。局の標準仕様に沿ったもので、競作である日立製作所製のものはKH-46、後に登場した住友金属製のものはFS354を名乗る。形態的には1957(昭和32)年の1号線開業時に登場した100・500形が履いたND-107の流れをくみ、名古屋市電で実績のあった静粛性に優れる弾性車輪は引き続き採用、駆動装置は直角カルダンからWNに移行している。その後登場した中間増備車の700形、新形式の300・800形でも採用されたが、これらの増備途中からは改良型のND-111に移行した。
写真は名古屋市営地下鉄からの譲渡車である高松琴平電気鉄道600形603が履くND-110。東山線では第3軌条方式であったものが琴電ではパンタグラフ集電となったため、集電靴が取り外され、その台座だけが残る特徴的な姿となった。
軸距:1800mm 車輪径:763mm
軸箱支持:軸箱守(ウイングばね) 枕ばね:コイルバネ
写真:2005.12.3 瓦町 高橋一嘉

琴電600形は名古屋市営地下鉄からの譲受車で構成される形式。元形式は東山線用250(700形を先頭車化改造した形式)・700形、名城線用1600・1800・1900形の各形式で、250形以外は中間車だが、いずれも250形と同デザインで先頭車化改造が施されており、前面の意匠は統一されている。台車もND-110やFS354など名古屋市から譲受したもの数種があるが、車体と台車の関係は名古屋時代とは異なる。このND-110を履く603+604はもと名城線用の1615+1901。
参考文献:
『日車の車輌史 写真・図面集-台車編』
日本車両鉄道同好部・鉄道史資料保存会(2000年 鉄道史資料保存会)
「住友金属の台車23」鈴木光雄(『鉄道ピクトリアル№472』所収/1986年 電気車研究会)
2006.1.25作成
これまでに収録した高松琴平電気鉄道関連の台車
これまでに紹介した名古屋市交通局関連の台車
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NA-315/長野電鉄2000系D編成 (日本車輌製造形式)
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NA-315(モハ2008)
軸距:2100mm 車輪径:860mm
軸箱支持:軸箱守(ウイングばね) 枕ばね:空気ばね
長野電鉄の特急電車2000系D編成の台車である。2000系は1957(昭和32)年が製造初年だが、D編成は1964(昭和39)年の増備車であり、A~C編成のNA-4P(M台車)/NA-4(T台車)では枕ばねがコイルばねであったのに対し、D編成では空気ばねを採用したNA-315(M台車)/NA-315T(T台車)に変更された。軸ばねはNA-4のようなゲルリッツ式に似た釣り下げ方式ではなく、当初から一般的なウイングばねである。写真は長野方先頭車モハ2008のNA-315。

参考文献:
『日車の車輌史 図面集-戦後私鉄編』
日本車両鉄道同好部・鉄道史資料保存会(1998年 鉄道史資料保存会)
2005.12.24作成 2011.2.18更新
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ND-734/名古屋臨海高速鉄道1000形 (日本車輌製造形式)
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2004年10月6日に開業した名古屋臨海高速鉄道あおなみ線用の1000形電車が履くM台車(T台車はND-734T)。円錐積層ゴム式軸箱支持のボルスタレス台車で、ヨーダンパは未設置ながら、外観は近隣のJR東海313系電車などのC-DT63系に近い印象を受ける。
軸距:2100mm 車輪径:860mm
軸箱支持:円錐積層ゴム式 枕バネ:空気ばね(ボルスタレス)
写真:2004.5.28 潮凪車庫 RM
名古屋臨海高速鉄道1000形:RailMagazine251(2004年8月)号参照
2005.9.24作成
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