TT-53 / 富山地方鉄道デキ12021 (東芝形式)
機関車の台車1
1958(昭和33)年、黒部川第四発電所建設工事輸送のため東芝で製造された富山地方鉄道デキ12021の台車。軸重変動を抑えるため車体下部に足を伸ばして台車枠側梁下の低い位置に梁を通した様は同年登場の国鉄ED60・61のDT106を思わせるが、軸箱はミンデン式のような板ばねで支持され、よく見るとその上のコイルばねは台車中央側に斜めに配されている。軸距:2250mm 車輪径:910mm。新型機関車黎明期の意欲作といえようか。

2008.7.12 稲荷町 P:伊藤真悟
参考文献
『復刻版 私鉄の車両10 富山地方鉄道』飯島 巌 西脇 恵 諸河 久
(2002年 ネコ・パブリッシング)
LINK これまでに収録した機関車用の台車 TT-53 DT138 DT139 MH108
2008.7.23作成
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TT-3 / 東武鉄道5700系 (東芝形式)
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TT-3(クハ703) 写真:1991.3.24 新栃木検修区 RM
東武鉄道の特急電車5700系のうち、1953(昭和28)年に2輌×2本が登場した直角カルダン駆動車、通称C編成に組み合わせられた東芝製の台車である。本格的な営業電車用としては最初期のカルダン駆動台車として特筆すべき存在であるが、後にM車は全車吊り掛け駆動のFS106と振り替えられ、TT-3は全てT台車となり、改番後の車号ではクハ702~705が履いていた。東武形式はTRT-52T。
軸距:2400mm 車輪径:910mm 軌間:1067mm
軸箱支持:軸箱守(軸ばね) 枕ばね:コイルばね

クハ703を先頭に下小代の築堤を駆ける5700系。引退は翌年夏のことであった。
写真:1990.11.29 板荷-下小代 RM 2007.9.21作成
参考文献
『私鉄電車ガイドブック2 東武 東急 営団』東京工業大学鉄道研究部編(1978年 誠文堂新光社)
『私鉄の車両24 東武鉄道』飯島 巌・卓はじめ・諸河 久(2002年 ネコ・パブリッシング)
LINK
これまでに収録した東武鉄道関連の台車
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