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横浜博臨港線の気動車(中)

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新港埠頭に渡る万国橋から見た桜木町方。横浜博での運転に際して設けられた車庫に気動車の姿が見える。 1989年6月 P:高橋一嘉

yes1711.jpg新港埠頭に入った線路は、貨物線時代には万国橋の前あたりから熊手状に分岐して横浜港駅を形成しており、右に分岐して新港橋梁を渡る線路がさらに横浜税関と山下埠頭へ伸びていました。横浜博での運転に際しては構内の分岐は一切取り払われ、山下公園(埠頭まで行かない)への一本道となっています。まるで併用軌道のように広かった踏切や軌道敷も両側にフェンスが立てられ、貨物線時代ののんびりとした雰囲気は失われていました。

上の写真の場所の現在。背後にはビル群がそびえ、89年には唯一目立つ建造物であった日本丸メモリアルパークの展望塔はすっかり存在感がなくなっている。 2017年11月 P:高橋一嘉

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左は赤レンガ倉庫を横目に山下公園に向かう。赤レンガ倉庫周辺の線路は高いフェンスに囲われ、本数が少なかったこともあってこんな写真しか撮影していない。踏切には障害物検知装置も設置されていた。右はその場所の現在だが...。 左)1989年6月 右)2017年11月 P:高橋一嘉

今では一大観光スポットとなり人通りが絶えることのない新港埠頭、赤レンガ倉庫界隈ですが、横浜博の頃はまだ本当の倉庫街であって、走っている車と言えばトラックか業務用のバンがほとんど、荒れ果てた感じだった赤レンガ倉庫の周辺は一応立ち入り禁止になっていたように思います。

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レパードの覆面車が走ってきそうな風景の中を行く。貨物線時代はこの新港橋梁の先で奥に見える税関側と山下埠頭側に分岐していたが、ここも分岐は撤去されていた。 1989年6月 P:高橋一嘉

yes1713.jpgただ、80年代中頃、この界隈は人気テレビドラマの「あぶない刑事」のロケ地となったこともあって有名になっており、自主映画を撮影する人などを見かけることもありました。今ならば「赤レンガパーク前」という停留場でもできそうなものですが、気動車は新港埠頭、赤レンガ倉庫前は完全に素通りし、新港橋梁を渡り、あの山下臨港線の高架へと入っていきます。
上の写真の場所の現在。新港橋梁は歩道橋となり、休日ともなれば人通りが絶えることはない。 2017年11月 P:高橋一嘉

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