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新潟臨海鉄道の元DD13形

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東新潟港駅構内に設えられた小さな機関区に留置された元DD13形。少し前までは陽が射していたものの、駅舎でご挨拶しているうちに雨模様に...。後には"味タム"とヨ8000がポツンと留置されている。 1996.10 P:高橋一嘉

DD13形と言えば個人的に思い出すのが、新潟臨海鉄道への譲渡車です。ご存知のとおり、国鉄DD13形は1987年の国鉄分割民営化時、新会社に承継されることなく全廃されました。私鉄や専用線用として払い下げられたものの一部は現在も活躍していますが、こと前灯1灯の弱馬力型、それもイコライザー台車(DT105)装備の1〜5次車に限ると譲渡車は限られ、いわゆる「私鉄」へのものは新潟臨海鉄道DD55形のみでした。

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DD55 2(元DD13 71)。2端側から見た公式側。旋回窓にスノープラウと、寒地装備に身を固めているので、北国で使用されたものかと思ったら、現役時代は終始品川区の配置。寒地装備は転入時か転入後の改造であろう。 1996.10 P:高橋一嘉

DD02.jpgとは言え、DD55形が活躍していたのは、"新潟臨海鉄道"と言っても白新線黒山駅から伸びる自社線ではなく、上沼垂から分岐した貨物線の終点である東新潟港駅の入換業務でした。DD55形は2輌あり、1号機が元DD13 61、2号機が元DD13 71で、共に運転室の高さが変更された4次車ですが、メーカーは61号機が汽車、71号機が日車と分かれていました。この日見学させていただいたのは2号機で、すでにナンバープレートや社紋は外されていたものの、いわゆる"くたびれた"感じではありませんでした。

1端側から見た非公式側。こちらは助士側で旋回窓はない。両端には国鉄時代には撤去された折りたたみ式の赤色円盤が付けられているが、これは1号機にはなかったようだ。 1996.10 P:高橋一嘉

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構内西側には半年前の電化で姿を消した元八高線のキハ30 18+97が留置されていた。当時は「なんでこんなところに?」と思ったが、今回車号を調べてみると、18の方はその後会津鉄道のトロッコ列車になったそうで、隣接する新潟鐵工への入場待ちだったのだろう。1996.10 P:高橋一嘉

改めて当時の鉄道誌の記事を見直すと、DD55形はこの年に元DE10のDE65 3が入線して引退したようです。果たしていつ頃まで姿を留めていたのか...。それにしても、せっかく見学させていただいたのに、雨模様だったせいもあってか、DD13の台車をはじめ細部の写真を撮影しておらず、今考えると後悔しきりです。

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