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RMライブラリー『国鉄DD13形ディーゼル機関車(上)』完成

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山手線恵比寿のサッポロビール専用線で入換中のDD13 61〔品〕。現在、高層ビルが建ち並ぶ一角の約半世紀前。

1961.5.6 恵比寿 P:久保 敏

今月のRMライブラリーは岩成政和さんによる『国鉄DD13形ディーゼル機関車』の上巻をお届けします。
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DD13形は1958(昭和33)年に1号機が登場した液体式ディーゼル機関車です。国鉄では当時、すでに幹線用のディーゼル機関車としてDF50形の量産が始まっていましたが、これは海外製機関を国内でライセンス生産して発電用機関として搭載した電気式でした。国鉄では並行して純国産機関による液体式ディーゼル機関車の開発を各メーカーとともに進めており、その結果、まず入換・小運転を主目的に誕生したのがDD13形でした。

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DMF31S機関2基を搭載したDD13形。110号機までは1基370PSであったが、111号機以降では500PSのDMF31SBとなった。

国鉄は1954(昭和29)年に気動車用のDMH17系機関を搭載した液体式のDD11形を完成させていましたが、これは入換・小運転用としてもあまりに非力なもので、用途が限定されるものでした。DD13形は入換のみならずある程度の本線運用にも使用できるよう設計され、機関は戦前にキハ43000用として開発された機関をベースとした新系列機関DMF31Sを開発、海外ライセンスによる液体式変速機DS1.2/1.35を組み合わせました。こうして完成したDD13形は、無煙化という時代の要請と相まって、改良を重ねつつ約10年にわたって増備が続けられ、その総数は実に416輌に達したのです。

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1次車は都心での運用のため特に無煙化の要請が強かった品川機関区に集中配置された。

本書はこれらDD13形について3分冊で紹介するものです。上巻では誕生の時代背景とその概要から紐解き、続いて1〜6次車の弱馬力型の製作次数別の変化について、多くの資料と写真とともに解説します。
国鉄時代、それこそ日本全国に配置され、そこかしこに当たり前のようにいたDD13形ですが、国鉄消滅とともに国鉄線上からひっそりと姿を消して早30年。この機会に、知っているようで意外と知らなかったDD13形について振り返ってみてはいかがでしょうか。

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