鉄道ホビダス

KBD-107 / 三岐鉄道クモハ607

 
467:KBD-107
KBD-107(クモハ607)
軸距:2350mm 車輪径:910mm 軌間:1067mm
軸箱支持:軸箱守(ウイングばね) 枕ばね:コイルばね

 1953(昭和28)年に登場した京王井の頭線デハ1900形用として製造された台車。駆動方式は吊り掛け式。軸箱支持は軸箱とウイングばねの間に天秤状の別パーツを介する方式。京王デハ1900形は1984(昭和59)年に全廃され、車輌としての譲渡車などはなかったが、台車のみが元西武車の車体と組み合わされ、三岐鉄道や総武流山電鉄で第二の活躍を続けた。
 写真は最後のKBD-107装備車となった三岐鉄道クモハ607のもの。
607 of Sangi Railway.
2008.1.3 保々 P:高橋一嘉

参考文献:『私鉄電車ガイドブック3 西武・京王・小田急・東京モノレール』東京工業大学鉄道研究部編(1978年 誠文堂新光社)

2009.1.25作成

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これまでに収録した三岐鉄道関連の台車
KBD-107 FS14 FS342 NT-7K KD219 KD219A
これまでに収録した京王電鉄関連の台車

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