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TR600KA / JR九州キハ220形200番代

 
169:TR600KA
 DT600K/TR600K系はJR九州キハ200・220形気動車の台車である。国鉄キハ183系500番代のDT53/TR239系の流れを汲むボルスタレス台車で、増備によりいくつかの派生形式が誕生している。
 このTR600KAは1997年に登場したキハ200形100・1100番代およびキハ220形1100番代以降で採用されている付随台車。軸受が813系や883系電車と共通の円すいころ軸受に改められ、また当初のTR600Kではロールゴム式だった軸箱支持は、円錐積層ゴム式に変化している。基礎ブレーキ装置はユニットブレーキによる踏面片押し。
 写真は2006年に豊肥本線・九大本線用として登場したキハ220形200番代(キハ220-204)のもの。
軸距:2100mm 車輪径:860mm
軸箱支持:円錐積層ゴム式 枕ばね:空気ばね(ボルスタレス)

写真:2006.7.18 大分車両センター 宇都宮照信
キハ220-204
JR九州キハ200形:RailMagazine90号参照
JR九州キハ220形200番代:Rail Magazine277号参照
2006.9.9作成

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