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DT21 / 秩父鉄道1000系

 
112:DT21
DT21(デハ1110) 写真:2008.5.17 ひろせ野鳥の森 高橋一嘉

 1957(昭和32)年に誕生した国鉄モハ90系電車(後の101系)に採用された、国鉄初の平行カルダン駆動のM台車である。旧型国電最後の台車であったDT20Aと比べると、同じプレス鋼板溶接組立の台車枠ながらサイズは一回りコンパクトになり、端梁もない。また、モハ90系は当初は全電動車方式を志向していたため、当初はT台車も「TR~」ではなく、将来の電装を考慮したDT21Tとされていたが、後にT台車専用のTR64に移行した。
 101系の後継である103系では、M台車には車輪径を変更したDT33が採用されたが、一方でDT21系は修学旅行用電車155・159系用のDT21A、近郊型電車用のDT21B、1M電車用のDT21Cと進化した。
 現在、101系は秩父鉄道譲渡車のみが現役だが、廃車発生品のDT21はクモル145、クモヤ145や一部のクモハ123などに活用されている。写真は元国鉄101系の秩父鉄道1000系が履くDT21。
軸距:2100mm 車輪径:860mm 軌間:1067mm
軸箱支持:軸箱守(ウイングばね) 枕ばね:コイルばね

1000 series trains of Chichibu Railway. 101 series trains of Japanese National Railways produced formerly from 1957.
写真:2007.10.14 黒谷 高橋一嘉
2006.5.3作成 2007.10.15更新 2008.5.17更新

参考文献
「ガイドブック最盛期の国鉄車輌25」浅原信彦
(『RailMgazine』252号所収 2004年 ネコ・パブリッシング)

LINK
これまでに紹介した国鉄形式の電車関連の台車のリンク
これまでに紹介した秩父鉄道関連の台車 FS41 DT21 TR64 KD70T-6

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