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1985.6 豪徳寺ー経堂 P:高橋一嘉

今から32年前、豪徳寺ー経堂間、検車区の南側です。右の3000形SE車は連結器を出したままで、本線から留置線に入ろうとしています。重連(10連)で新宿に到着した列車の小田原方の編成が折り返し前に解放されて回送されてきたところだと思います。6本いたSE車は3001~が大井川鉄道に譲渡され、4本は更新工事が進められましたが、3011~の編成のみは更新されず、この頃は経堂検車区内に留置されていました。左がその3011~で、右の編成と比べると通風器のキセが異なり、3011~の方はパテが盛られたような歴史を感じさせるもののままでした。検車区南側の留置線が3011~の定位置でしたが、留めっぱなしというわけではなく、夕方に見に行くとパンタを上げて構内を移動していることがあり、予備車として手入れされているものと思いました。
この3011~の編成が、1957(昭和32)年に東海道本線で速度記録を出したその編成だと知ったのは後のことだったように思います。SE車のことを本で読むと、必ず「新宿~小田原間60分」という開発時の目標が言葉が出ていましたが、ダイヤの合間を縫うようにのんびりと走る当時のロマンスカーを見ると、そんなことは夢物語のように思えていました。(つづく)

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