鉄道ホビダス

2009年4月アーカイブ

コキ9200形の写真です

連休でネガを整理していたら、コキ9200形の写真が出て来ました。

何処かのヤードで停車中の写真ですが、惜しむらくは当方が乗っている電車が走っていた訳でして・・・

番号はコキ9200号車で、10トンコンテナ用のISO緊締金具が一段高くなっているのが良く判ります。
隣はコキ1000形で、いったい何を運ぶ列車だったのかしら。

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撮影場所も今となっては不明。他の写真からは箱根からの帰り道のように思えるので、相模貨物あたりかしら?

今回のコンテナは一寸地味臭いものです。

住友化学と言えば、古いコンテナマニアはその多様なバラエティを思い出すことでしょう。

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このように積荷を明示しているのはいささか珍しかったような・・

塗装は濃紺一色でした。

レイルマガジンに連載中の「貨車研究室」はご覧頂いているでしょうか?

「コンテナ特急たから号」に合わせて作られたチキ5000初代形コンテナ車を解説しているのですが、このため開発したブレーキ装置を調べていたら、空気ブレーキの泥沼(笑)に嵌ってしまいました。

日本では貨車用として「K弁」を使用していましたが、米国がその後継として戦前に開発した「AB弁」は非常高圧や射込み機能は勿論、ゆるめ保証機能や非常ピストンのストラットによる固定など、凝った構造の高機能な弁だと言うことがわかりました。ここまで複雑な弁を「すべての貨車の標準弁」として採用したことはいささか驚きです。

これまでも軍用機の話などで、我彼の思想の違いが語られることが多いようですが、鉄道車両でも機能部品の保守思想やモジュール交換のアイデアなどには、大きな開きがあったのかもしれませんね。

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さて・・貨車の珍車に「キワ90形」がありますが、ブレーキは「GKS」形とあります・・・
気動車で「GPS」形は聞いたことがありますが、この「K」は貨物の意味なのでしょうか?

ご存知の方は、ご教示頂けると幸いです。

今回は楕円断面を持つタンクコンテナを取り上げましょう。

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植物油の輸送用で、国鉄T12形の私有版と言った趣きですが、タンク上部に箱型のプロテクタが追加されたため、雰囲気は大分変わっています。

なお、コンテナメーカーの中で東急車輛はタンクローリーを製作していたこともあり、楕円断面のタンクコンテナを得意としていました。
国鉄が試作した930・935形タンクコンテナがその嚆矢で、国鉄時代でもT11・12・31・32・50・51・60形と、さまざまな形式を製作しています。

今も残る連絡直通車

私鉄から国鉄に乗り入れる貨車を「連絡直通社車」と言っていましたが、私鉄貨物輸送の衰退と共に姿を消してしまいました・・・と思っていたら、思いがけないところに残っていました。


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標記規程の改訂に伴い、番号の下の白線一条がそのシルシだそうです。
明記された規程が我が家のどこかにあった筈なのですが・・

今回紹介するのは、三菱化成工業所有の硫酸ヒドロキシルアミン水溶液専用のタンクコンテナです。

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バランスの取れたスタイルで、肩の張ったプロテクタを装備し、危険物のためマンホールと弁装置は蓋付きの箱型プロテクタに収納されていした。
塗装は一風変わっていて、濃緑色のフレームにステンレス地肌のタンク体の組合せでした。
写真は浜小倉貨物駅で撮影したもので、化成の黒崎工場からの出荷でしょうか。

東武のヨ

西武のワフに続いて、東武のヨをご紹介しましょう。
「なんだ、グリーンのいつものやつね」

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いえいえ、このクルマには一寸したヒミツが。
反対側の妻面には、タイフォンが装備されています。

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空気源のタンクはKD形ブレーキの補助空気溜のようですね。
側面には「大叶線専用車」とあります。

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切れ目の入った文字も懐かしいなあ。

模型でも、一寸した入換運転の先頭車として、こんな車は如何でしょうか。

アルキルベンゼンスルホン酸と言えば、川を泡だらけにすると言う問題を引き起こしましたが、このコンテナはそんな問題が顕在化する前の時代のものです。

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日本ユニトール/ナガセの所有で、UT1形の134と135の2個ロットでした。
昭和48年1月日車製で、銘板にあるNPT-SC形は加熱管と保温キセ付のグループを示すのでしょうか。

西武のブルーワフ

今日から新年度。このブログも週2回更新で頑張りたいと思います。

・・・と言う訳で、今回は一寸変わった話題。

久しく開けた事の無い書類箱に、古いカラーネガが入っていたので見てみたら、
西武のワフの写真がありました。
どう見ても黒くないのでスキャンしてみたら、青かったです(笑)。

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番号の下の2本線で判るように、国鉄線への直通承認車で、隅田川駅までセメント
列車と一緒に乗り入れていましたね。

担バネは車掌車用のロングスパンのもので、東武のようにヨでなく荷重1トンのワフ
になったのは非営業車の直通を国鉄が認めていなかったためでしょう。

いずれにしても、独自塗色の国鉄直通貨車は珍しいのではないかしら。

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